( Vol 3397 ) どんな 思想 主義 宗教 をもってしても 政(まつりごと)において 真の自由 平等 個人の尊重 は 実現できない
すべてが 人間の欲望に左右されている
優劣を求める生活を進める 人間社会では 欲望にさらされている
欲望の強い者は 支配者になりたがる
この支配することこそ
個人の尊厳を軽視する行動になる
支配者になった者の欲望を実現するために 個人の尊重は無視し 高圧的な態度で 実現しようとする
それが 一連の 支配者のたどる行動である
支配者になる前に こんなに素晴らしい 物腰の軟らかい者でも
一旦 頂点である 支配者の座にすわれば
態度は一変させる
そこには 自分に威厳を持たせようと 虚勢をはる
この虚勢こそが すべての個人の尊厳よりも 自分の欲望の実現を重視するようになる
自分の欲望を叶えるためには なんでもする
自分への忠誠 忖度 を要求する 行動にでる
じぶんの周りには 信託する者しかいなくなる
だれも 注意しようとはしなくなる
注意しようと思うものは 阻碍され その者は 離れていく
独裁的な支配者に なっていく
これが 支配者の 行動である
いま 起きている 政治家の 不祥事は このことによって起きている
どの学校を出ているかによって その人の評価が決まる
偏差値による 評価
その評価だけを 重視した教育 世間の評価の仕方が 歪んだ支配者を生み出している
このことに気がつかない ことが悲しい
日本の教育に あり方にも問題がある
良い大学に入ることだけが 高等学校の評価になっている という考え方には 問題があることを 知るべきである
人間教育ということを 考える必要がある
いま 世界中が 自国内だけで おさまる状態にない
その中で 競争に勝つだけを目的とした 教育でいいのだろうか
ここにきて 人としてのあり方が 問われはじめている
是非とも 世界中の 教育機関 教育者は 素晴らしい世界 社会 を造り出す人を 育成してもらいたい
自分の欲望を叶えるための 行動には落とし穴がある ことを知ってほしい
あらゆる人たちが 真の 自由 平等 個人の尊重 とは何かを 考えてほしい