豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三つれづれ日記

2017年09月28日 19時11分56秒 | 日記
 ( Vol 2083 ) 安倍総理の論理を検証してみると 詭弁で塗られている



民主党が政権をとっていたのは 2009年から2012年

その前後の 日本の経済の変化はどうだったのか



GDPの成長率も 1990年を境に下降

1990年までは 日本の財政は 健全なものだった

しかし 財政刺激策を打ち出したが 効果もなく 多額の国債という負債が残り 財政状況を悪化させた

公債発行額の推移


公債残高の推移


債務残高の国際比較(対GNP比)


上図は財務省 HP 税制を考えてみよう より


個人消費の推移を見ると

2010年 2011年はプラス 2012年は プラスに転じ 2014年からマイナスが続いている

このように見てくると 安倍総理は 経済の悪化は 民主党政権にあり という論理を展開したが それは 明らかに違う


自民党政権時代から 日本経済は悪化の道を進んでいたのである

そして 財政赤字を 招いたのは 自民党なのである


安倍総理は 下野していたとき 党首として 自民党なら立て直せる と豪語したが

残念ながら できていない


また 国家予算についても 自民党政権になってから 増額の一途を辿っている

東日本大震災分の 予算額が減ってきているにもかかわらず

一般財源が 増えているのである


経済成長を 国際的に見てみると

アメリカ ドイツ 日本は 2008年から2009年にかけて マイナス成長であった

そして 現在 1%から2%の範囲内で 成長率は推移している





上の図は平成13年度 年次経済財政報告より



上図は 平成29年度 年次経済財政報告より

このようなことから 日本経済の悪化は いまはじまったことではない

それを 自分には関係ないかのごとくの 論調は 国民をだましているようなものである


誠意を持って  信頼を得る という言葉を使うならば  正直に言うべきではないか


そして 自民党の政策が 失敗であったと 認めるべきではないか


あまりにも 安倍総理は 詭弁を使いすぎる

また 自民党も 安倍総理と同じように 詭弁を使いすぎる


その結果が 日本経済を 悪化の道へと進めてきてしまった


その責任の重さを 示す必要があるのではないか




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