豊前善三のつれづれ日記

(　Vol  3128  )　　いま　世界の指導者に求められるのは　強い指導者ではなく　一人一人を活かす指導者　がもとめられる

 

いま　世界を混乱させているのは　強い指導者　独裁者である

強い民族　強い国家　を国民に煽っている

 

指導者の奢りが　市民を煽り　世界の均衡を崩す　ということを起こしている

 

強い国家は　国内にいろいろな問題を起こしている

強い国家　即ち　大きな国土　

これは　一民族だけでなく　多数の民族を取り込み

支配した民族が　支配された民族を支配する　ということが起き　差別を生む

 

現に　中国では　少数民族の　文化　芸術　言語　が　統一という名の下に　否定され　文化　芸術　言語が失われている

 

このようなことを　強い国家　強い指導者が　招いている

 

これは　一人一人生きる権利を　阻害することになる

 

過去の歴史からも　このことは　歴然である

 

このことが分かっていても　社会は同じことを繰り返す

 

ここには　人の感情が関わっている

 

人の欲望は　昨日よりも　今日　今日よりも明日　という欲望を抱く

 

これが　いろいろと問題を起こしている

 

何事も　ほどほど　が大事である

 

近江商人の心得の中の

「三方よし」という思考が大事になる

「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」

特に　買い手と世間を重視していることである

 

これは　人を活かす　ということにも通じる

相手も生き　自分も生きる

である

 

現代社会に目を転じてみると　現代社会は「強い」という意識に重きを置いているために　問題を多く生じさせている

 

ここには　相手も生きる　自分も生きる　という思考が欠如している

 

独裁者は　特に　欠如している

 

差別を生み出し　貧困を生み出し　世界の均衡を崩し　市民生活の安心し安定して　生活できるということができなくなっている

 

いま　求められるのは

 

安心して　安定して　生活できる環境である

 

これは　自分だけではない　世間すべての人の生活についてもいえる

 

指導者に　強い指導者　強い独裁者　はいらない

 

いま　必要な指導者は　一人一人を生き　活かす　ことのできる指導者である