豊前善三のつれづれ日記

　( Vol 1143 ) 原発再稼働同意は　立地自治体市町村と立地の県だけでよいのか　鹿児島県の判断は　住民の安全確保という観点から　疑問を感じる

福島原発事故により　周辺３０ｋｍ圏内の自治体にも　原発事故に対する　防災対策が求められている

それなのにである

再稼働は　立地の自治体だけでよいというのは　不備があるのではないか

影響は　周辺自治体にも　及ぶのである


法的にも　しっかりと同意範囲を明記して　罰則も規定すべきではないか


原発に関する法律は　抜け穴ばかりの　体裁だけの　法律になっている

これでは　法律の効果はないに等しい


原発の持つ　負の部分を　重要視した　法律の整備と　電力業界　政府の　姿勢を改めるべきではないか


今回　鹿児島県川内市にある　川内原発の再稼働同意に対して　川内市と鹿児島県の同意を　もって　再稼働できるとするのは　いかがなものか

もし　鹿児島県に隣接するところに　原発があったら　どう考え　行動するのか

置き換えて　考えて欲しい


鹿児島県の判断にも　疑問を抱く


県民の命を　軽視してはいないだろうか

あまりにも　政治的な動きをしているように　映る


県民が大事なのか　政府からの助成金が大事なのか

政府の意向ばかりを　重要視していては　県民の生活を守れないのではないか


川内原発再稼働に対する　鹿児島県の行動は　県民一人一人の身の安全を　守ると言うことから照らしてみると　疑問を感じる

地方自治を　根本から　考え直して欲しい　ものである