豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三のつれづれ日記

2023年07月21日 09時29分49秒 | 日記

( Vol   3259 )  年金制度の加給年金支給改正は 政府の年金支給支出を抑える 改正で 年金受給者にとっては 改悪になった

 

去年 年金制度の加給年金受給に関する規定が 変更された

変更前は 配偶者年金受給額によって 64歳までは 加給年金が支給されていたが

改正は 配偶者が 年金を受給していれば 受給金額に関係なく 加給年金の支給を停止 する というものである

なぜ 加給年金制度ができたのか

 

普通に 年金によって 普通の生活ができる

それが 年金制度 ではないか

 

政府は 予測を誤り 日本経済低迷により 財政難に陥った

これを 理由に 弱者への支出減額対策を 図った

 

これは 選挙対策でもある

目に見えて 有権者にとって 有益なことは 大盤振る舞い

しかし 声を大にして 訴えない弱者に対しては 政治にとって 有益ではないと 軽視して 切り捨て行動

特に 社会福祉政策に関しては 削減傾向

 

その 代表の第一歩として 年金制度の危機ということを 世間に煽って 加給年金制度を改悪

 

加給年金支給額は 年間 約38万円

これは 平均的な年金受給者の 月額15万円にとっては 大きな額である

月にすると 3万円 ではあるが

この3万円は 生活にとって 日々の生活の中の ささやかな心のゆたかさを生む という点で大きな意味がある

 

例え 配偶者の受給が64歳までという 短い期間であっても

日々の生活の生活設計としては 大きな力となっている

 

政治家 政権は いままで 場当たりで 未来予測も自分の都合のよいように描いてきた 

その結果 上手くいかなければ 弱者へとしわ寄せ

弱者を調整弁のように扱ってきた

 

今回の 年金制度の改正も 政権の面子 

住民不在の 政治をいつまで 続けるのか

 

政治は 特権階級のものでもない 私物でもない

 

政治は 大衆のためにある 必要がある

 

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 豊前善三のつれづれ日記 | トップ | 豊前善三のつれづれ日記 »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事