( Vol 2561 ) なかなか許認可がなされないのは 保守的な日本の社会 だからである その代表が 官僚である
保守的な思考から 革新思考の容認への 官僚の意識改革が必要である
アビガンは なぜ ウイルス対応の薬として 日本政府は認可しないのか
中国では 認可されている
東証マザーズ上場プレシジョン・システム・サイエンス社の 「全自動PCR検査システム」は なぜ日本政府は認可しないのか
フランスでは 認可されている
日本政府は このように 不思議な対応をしている
そこには 日本特有の社会がある
それは 保守的な慣習 が影響している
日本社会は 2割8割 という 論理でみると 8割側が主体
8割とは 後からついていく 保守的 現状維持 現状容認 という行動である
いい意味でいうならば 古い体質を重んじる ということになる
2割の 引っ張っていく 新しい発想に対しては 非常に抵抗をする
いろいろと理由をつけては 受け入れの拒否をする
ただし 黒船という 外圧には 屈してしまう
アメリカ政府の特例承認の 薬レムデシベル を特例で認める とした
1960年後半から1970年に起きた コンピュータ化については 組合を含め 人々は拒否反応を示した
ここには 日本人の勤勉さ 器用さ がある
事務においては そろばん が使われ その人たちの 自信がコンピュータよりも そろばんの方が 正確である という根拠のない 感情の論理が働いていた
このように 現状容認 現状に満足 現状の改革には反対
という 8割の保守的な行動
このことが 日本社会に 浸透している
特に 日本の官僚に強い
新しいものには 受け入れがたい というアレルギーのような姿勢
このことが 良いもの 良いこと であっても 容認しない という感情的ともいえる 行動をとらせている
まず 認める という 姿勢が 必要なのではないか
今 日本社会の 改革 として 一番 最優先にしなければならないのは 官僚の 8割の保守的行動から 2割の革新思考を受け入れる という思考行動にすることである