豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三つれづれ日記

2016年01月25日 06時29分16秒 | 日記
 ( Vol 1355 ) 宜野湾市市長選挙の結果は 市民の普天間基地の移転の気持ちを 大きく表したもので 辺野古移転とは切り離されたものではなかったか

宜野湾市民にとって 普天間基地の危険性を 訴えてきた

その回避の方法として 辺野古沖への移転がある

その中での 市長選

辺野古移転との兼ね合いもあり 投票率は 前回より4.8ポイントあがった

有権者数 7万2526人 という小さな自治体ではあるが 沖縄の基地問題としては 重要な地域でもある

世界で一番危険な基地 としても有名であり 危険性の話題は つきない

宜野湾市民は なにを最重要としているのか その選択が問われたのではないか

普天間基地の移転もしてもらいたい 

だからといって その危険性を 沖縄県内に求めて良いのか 辺野古沖への移転でよいのか という ジレンマに陥っていたのかと思う

その中での 決断

結果は 自民党与党が押す 現職市長の再選 であった

獲得票を見ると
現職市長 佐喜真淳氏は2万7668票
翁長県政与党の支援を受けた新人の志村恵一郎氏は2万1811票
5857票差であった

投票者数 4万9839人 ということを考えると 市民は選択に苦慮していることが伺える

この選挙結果は 即 辺野古沖移転に理解があったとは 言い切れない

沖縄県民は 基地の県を 払拭したいというのが 悲願である

その点から考えると この選挙結果を 単純に勝った負けたという 視点で論じることはできないのではないか

沖縄県民が いま なにを考えているのか

そのことを 考えなければならない

普天間基地の移転か 辺野古移転か ではない

宜野湾市民は 危険の回避を 願っている だけなのではないか


この結果を見て 辺野古移転が容認されたと 見るのは 早計

沖縄県民にとって 米軍基地は もっと深いものがある

どう沖縄県民の心情を くみ取るのか
 




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