豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三つれづれ日記

2016年01月13日 17時58分32秒 | 日記
 ( Vol 1350 ) 鹿児島県における強姦事件は えん罪ではなかったか

福岡高裁宮崎支部は 強姦(ごうかん)罪に問われた男性に逆転無罪の判決をだした

またその中で「『(被害者の)供述頼りの捜査をしないように』と促したという


この事件は 2003年4月の鹿児島県議選を巡る公職選挙法違反事件で 自白偏重の捜査が問題視された えん罪の状況と似ているのではないか

鹿児島県警のずさんな捜査によるえん罪を招いたと言えるのではないか


証拠としたDNA鑑定が お粗末であった

精液に対するDNA鑑定は難しいと言っていた県警に対し 再度検証した結果 簡単にDNA鑑定をすることができ

その結果が 強姦罪に問われた男性のDNAとは 違っていたという

このお粗末

そこには はじめから 答えありき という操作が行われたのではないだろうかと 思いたくなる

このような操作を行っていては 警察の信頼は 失墜するのではないか


この誤認逮捕で 一番傷が付いたのは 強姦に問われた男性である

犯罪者にはならなかったものの 心には大きな傷が残ったはずである


このような心の傷を 警察はどう捉えているのだろうか

男性の拘置所に拘置されていた時間と 別の時間を築くはずだった

その人生を どう警察は償うのか

また 操作を担当し 立件した担当者は どう償うのか


鹿児島県警は 償う重さを 感じてほしいと思う

また このような冤罪を 二度と起こさないよう 対策をとってほしいものである



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする