ほっじすの週休2日制ブログ

通称『ほっじす』の日記&コラムです。時事ネタや「越谷グレイツ」内での話題を中心に投稿します。土日祝は野球の為、休載です!

カーネルサンダースの呪い

2006-04-22 | スポーツ
4月22日(土)晴れ

昨晩、G×Tの試合中に球審がキャッチャーに覆いかぶさるように倒れるというハプニングがあった。幸い、大事には至らなかったんだけど、この人は渡真利さんというセ・リーグの審判員でタイガースがバース・掛布・岡田時代に優勝した時のメンバー。現役引退後、審判員に転身したそうだ。何よりもこの人を有名にしたのは、当時のタイガースがセ・リーグを制覇する瞬間、幸運にもウイニングボールを捕った人だということなんだよね。それまでのタイガースというのはずっと優勝から見放されていて、定かな記憶ではないが21年だか22年ぶりの優勝だった。それで日本中を巻き込んだ『虎フィーバー』が社会現象になるほど盛り上がった。その映像は今でもことあるごとに放映されているぐらいだ。
高校生だったほっじすもその瞬間の事はハッキリと覚えていて、野球部の部室で話題になったのも覚えている。あのウイニングボールが有名な理由は「久々の優勝」だけじゃないんだよね。
マウンドには当時のTの抑えの切り札・球道中西、最後のバッターをPゴロに打ちとった。どんな形でもファーストに投げてアウトにすれば優勝決定だった。その時、大活躍したバースの代わりにファーストに入っていたのが主力選手ではなかった昨日の渡真利さん。Pゴロだからトスするぐらいでも充分アウトに出来るんだけど、中西投手は興奮していたんだろう、ファーストに思いっきり投げたんだよね。で、ビックリしたのはファーストの渡真利さん、明らかに速い球がくる事を予測していなかった捕り方をした。プロなのに素人っぽい捕り方をしたのが面白かった。野球をやったことある人間は皆同じことを感じたんであろう、次の日の話題になったというわけだ。ちなみにこの時のタイガース、引き分けて優勝してそれも話題になった。
『人に歴史あり』だなぁ~って思った出来事だった。

補足:『カーネルサンダースの呪い』もこの時の出来事。優勝に興奮したTファンがカーネルの置物を「バースだ、バースだ」と胴上げをし、そのまま道頓堀に投げ込んでしまった。それ以降、Tの低迷が続く。そのカーネルは今も見つかっていないという・・・。もしかして昨晩も・・・。