今日10/10は<世界メンタルヘルスデー>です。
職場や学校だけでなくスポーツ界でもメンタル不調になる人もいます。
今朝の朝日新聞に元競泳選手・萩野公介さんのインタビューが掲載。
萩野さんは金メダル後にメンタル不調で休養されています。
無理して続けていたら・・・どんどん辛さが深みにはまっていったかも。
”しんどい”という言葉が言えてほんとに良かった。
ご飯が食べられない、眠れない、不安な感情が押し寄せてくる状況。
羽生選手が浮かんできました。プロ転向時の会見を思い出す。
萩野さんと内容が違っても羽生君も同じようなことを言っていました。
”ご飯が喉を通らない、涙が出てくる”など。
聞いてて胸が詰まった。そこまで追い詰められていたのかと。
コロナ禍で一人で深夜練習している中で想像を絶する自分との闘い。
よくぞ北京五輪まで続けてくれたと思う。
<勝利しても一番しんどいのは孤独>という萩野さん。
“自分自身でいる”という選択をしました。
最後の言葉にとても感銘を受けました。
<人は幸せになるために生まれてきて、そういう風に生きたいし、周りの人にも幸せになってほしいと思う>
萩野さんも羽生さんもこれからの人生が長い。
休養しながら模索していけばいいし。羽生さんもゆっくりでいいよ~
ちなみに私はカウンセラーで人の相談にも乗っています。
メンタルヘルスの日ということで改めて考えた。
数年前メンタルヘルスマネジメントⅡ種(管理職向け)を取得。
当時いろんな学びや資格を通してメンタルヘルスについて理解が深まった。
メンタル不調は誰にでも起こり得る。身内の不調は長かった~
年数は違っても立ち上がれる。紆余曲折あっても今は元気になっている。
怯えることはないのです。 誰かに言えたり助けてもらえる機会はある。
萩野さんは初めてコーチに本音を言えた。自分の価値を確認できた。
このインタビューは現役時代のしんどかったことや悩みが伝わってきました。
職場内や地域にも相談できる場はありますし専門家に相談することも。
なにか立ち上がれるきっかけはきっとあると思う。
身体だけでなく心の健康管理もしながら暮らしていきたい。
萩野さんが言うように自分も幸せに周りも幸せになってほしいですね。