朝食で元気に（ホーチミン）

夫婦の記念日旅行なので、ホテルは5つ星にしました。
まあ日本の5つ星ほどではないなとそれほど期待はしてませんでした。
ホーチミンは外資ホテルが続々と建っています。

私達のホテルもなかなか良かったです。
もしリバービューの部屋でないなら、一日千円たらずで変えてくれます。

お金ですが、現地通貨はドン。
ドルも使えますし、大きな所では円払いも可能です。
なので現地に着いて時間がない時、無理して空港でドンに替えなくてもオッケー。

最初はドン、ドル、円と頭の中をぐるぐる考えていましたが、これもそのうち慣れてきて
ドルを主体に考えるようにしました。
円高の日本で1ドル83円くらいとよく耳にしているので、私的にはドルが扱いやすかった。
ドンて面白いですよ。　1万ドンが約43円。
財布に10万ドンが何枚も入っている。　実は数千円なのにお金持ちになった気分です。

ホテルのランクを上げるのには、朝食が充実しているから。
街でベトナムで有名なフォーを食べました。　具がたくさん入ったうどんみたいな麺。
スープは美味しかったけど、香りが苦手で私達は一回試食しただけでした。

街中で食事が困ることもあります。　ドル、ドン表示があって面倒くさいし。

ホテルの朝食が美味しくて、まるでディナーのよう。
毎日、いろいろ食べてみました。　日本人が多いせいか豆腐や味噌汁もあります。
ベトナムの揚げ春巻きはとってもグッドでした。

中でもフルーツは毎回お目当てでした。
マンゴーなんて普段食べないから、嬉しい～とパクパク。
暑いからスイカなど夏の果物が多いです。　
熟した柿もあり日本を思い出しました。　ホテルの気配りとしたらすごい！です。

一日一回だけでも、美味しい食事をすれば満足感がありますね。
帰宅してからは、旬の柿ばかり食べています。

必死で渡る交差点〈ホーチミン）

ホーチミンはバイク天国でした。
大きなマスクをしたバイク集団が一斉に向かって来る様子に、最初はびびりました。
”いつ渡ればいいのか”とぼやきながら待ってることが多かった。
大きな交差点には信号機がありますが、路地もスピードを緩めず入ってくるので怖いです。

ガイドブックには、＜歩行者優先ではないのでバイクの間をぬって渡る。現地の人について
渡ればいい＞と書いてありました。
でも翌日になると、不思議なもので渡るのに慣れてきました。

”それ！今だ”と言って夫が私の手を掴み、というか引っ張って走りました(笑)。
妻を守るというより、自分も必死の形相でした。

その時気がついた！　私達、数十年ぶりに手をつないだのです。
家族で旅行した時、険しい山道で手を引いてくれたのは息子。
昨年のロンドン大雨では、私がリードして安全なほうへ導いたし。

いつも思いやりがないと文句を言われるので、今回は名誉挽回か。

街はなるべく歩いて回りました。
タクシーなどの乗り物は、ぼったくられると聞いていたし、歩ける距離の所だけ行きました。
タクシーはナンバーで良心的なタクシーを見分けられるようです。
38・27・27・27・は安心と聞きました。
ホテルで知り合った女性は、タクシー被害に遭って、車体番号が38でなくて8だったそう。

なるべく歩くのが一番。　
手を繋ぐという今の日常ではありえないハプニングもありますから。