弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

押し付け合わずに 取り合いをする 年老いた父母の 囲い込み

2020年12月07日 00時17分25秒 | 裁判
新刊「イマドキの裁判」で身内に最もウケたのが「親の取り合い」の裁判。
前作「裁判のギモン」でも「遺言の書かせ合い」の問題は取り上げていたが、さらに広く、親の生前からの財産の争奪戦を取り上げている。
裁判官や弁護士には、そういう類型の裁判が少なくないことは常識と思われるが、一般にはあまり知られていないかも知れない。
(写真)前作の表紙。
テミス像は、日本裁判官ネットワークのTシャツのために描いていただいたイラスト。
目隠しをしているオーソドックスな像だが、実は最高裁にあるテミス像(圓鍔勝三「正義」)は、目隠しをしていない。