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双方入玉 トライのルール させたら?先崎 立会人

2014年08月07日 23時35分08秒 | 将棋
昨日の王位戦第3局は、持将棋による引き分けという珍しい結果となった。
双方の玉が敵陣に入ってしまった相入玉の場合の勝敗判定は、将棋のルールで唯一、不完全な部分で、最近も改正されたが、駒数の点数計算によりやはり引き分けになってしまった。
たまたま本局の立会人だった先崎九段は、かねてから面白いルール改正案を提唱していて、私も支持している。相手の玉が最初にいた位置に先に到達した玉の側を勝ちとするのである。
本局の場合は、終局図からあと2手で5一玉とできる羽生王位の勝ちとなり、簡明でよい。
(写真)大分駅前の歩道のタイル