弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

企画かぶった 模擬裁判の 裁判員らの 交流会

2010年05月30日 11時31分19秒 | 裁判
昨日は、東大五月祭の川人ゼミ学生有志企画「日本の裁判制度のこれから」に、日本裁判官ネットワークのメンバーとして参加して来た。
青森・大阪・東京の裁判員経験者を一堂にお招きしたパネルディスカッションは、おそらく過去に例がなく、私たち現職裁判官も交えた企画としては初めてではないかと思われる。
裁判員経験者の方々の生の声が聞けて、参加者には概して好評だった。
NHKを初め、新聞各社の取材も多く、今朝の朝日新聞の東京版の記事にもなった。
しかし、惜しむらくは、参加者がやや少なかったこと。
伝統ある「東京大学法律相談所」の「模擬裁判」も、隣の会場で裁判員制度により開廷されていた上に、その閉廷後の模擬裁判員の交流会まで重なってしまったのが重ね重ね残念。
(写真)
かぶった両企画のパンフレット等