きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

“コケ”にされた自民党

2009-06-24 11:07:59 | Weblog
“コケ”にされた自民党       (009.06.24.)

いよいよ崖っぷちに追い詰められた自民党は、窮余の一策として、人気タレント知事である、東国原宮崎県知事に自民党議員として国政に出馬することを申し入れた。

古賀選対委員長としては、民主党に政権を渡すわけにはいかないと、東国原知事に「自民党に新しいエネルギーがほしい」と訴え強く働きかけたのである。

東国原知事も、予てから国政には意欲を見せていたから、この申し入れに対して、条件を聞いてくれるのであれば、と提示してきたのである。

その条件とは、「自民党の総裁候補として受け入れてくれる事」「全国知事会での要求を全部自民党のマニフェストに掲げる事」などである。

これには、自民党内からは、「あほらしい!」「そこまでなめられたか」等々の意見が出て、呆れられている。

大阪の橋下知事も「シャレでしょう!」と笑っていたが、その様な条件を付ける方も付ける方だが、其れを聞いてくる方も聞いてくる方で、自民党の選挙対策もなりふりかまわぬ人気取りタレントに頼るところまで、成り下がったか、と言わざるを得ない。

東国原知事は、知事として政界にデヴュウしてまだ、2年半いわんや国政での経験はいまだ、全く無い中で、呆れた条件を付けたもので、彼をそこまで、有頂天にさせた人気はタレントとして、民衆の気持ちを捉える、人間の常識をそのまま訴えた事であり、その当たり前の常識を、実行した事に国民は拍手を送ったからである。

従って、それだけ今の政治の在り方が、非常識の塊であることに思いを寄せることが必要ではないでしょうか。

鳩山総務大臣の「正義が引っ込む世の中」は誰が見ても非常識である。中央官僚の横暴は「自分たちの宿舎や、人件費」代まで地方に支払わせている、可笑しいと思うから大阪の橋下知事も「ボッタクリバーの請求書だ!」と言って支払いを拒否した。
これらは、当たり前のことであり、常識でしょう。

東国原知事をここまで有頂天にさせたのは、周りの人間が担ぎ挙げた事ではあるが、其れにも増して、いまの自民党の政治が、民衆の意向を無視した非常識な政治を行い、しかも其れを、国民に強要しているからに他ならない事ではないでしょうか。

その反省も無く、ただ餌をばら撒けば民衆は「尾っぽを振ってついて来る」と思いあがっている今の自民党に耐え難い怒りを感じさせるもので、更なる支持率低下を促進するもの以外の何物でもありません。
(えびなたろう)


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