きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

TPPシンガポールでの会合

2013-03-13 14:39:27 | Weblog
TPPシンガポールでの会合      (2013-03.13.)

4日から13日まで開いたTPP拡大会合で、日本が交渉参加をめぐり一部農産品など関税撤廃を例外扱いし「聖域」を設定するように求めることに、複数国が懸念を示した事が分かった。これまでの交渉会合で積み重ねた合意を厳守するよう、日本に求める事でも一致した。

交渉会合は13日閉幕したが、先行の11カ国は日本の交渉入りを表向きは歓迎するとみられるが、農産品などの聖域を死守すると言う安倍政権の方針に大きな打撃となりそうである。安倍総裁は、15日にも交渉参加を表明する見通しで居る。

日本では、11日に自民党の厚生労働関係会合で、TPPへの参加を巡り、西川公也TPP対策委員長と尾辻秀久元厚生労働相が互いに怒鳴り合う一幕が有った。

会合は、冒頭から紛糾しTPP慎重派の尾辻氏が「なぜこんな会議を開くのか」と発言、西川氏は、「安陪首相の交渉参加の判断が出たときに党の検討が遅れない為だ。理解してほしい」と説明した。此れに納得しない尾辻氏は「これだけ党内に議論が有るのに、なぜ急ぐのか」と更に追及。西川氏も堪忍袋が切れたのか「あんたも静かにしろよ!」と反撃、尾辻氏も「声を張り上げるなと言ったのは、あんただろ!」と応戦。殴り合い寸前の様相を呈した様だ。

TPP問題に付いては、農協関係が組織を挙げての反対を示しているが、一般には、多分に農協絡みの利権が係わっているのでは無いかと言う事で、技術的な技能では世界最先端を行く日本が何故膨大な関税で守らなければ、日本の農業は立ち行かないのか、理解に苦しむ所である。

やはり、日本の農政に何らかの改革が抜けているとしか思えないのは私だけで有ろうか。
昔、「日本のコメが、世界一高いのは、農協の存在が有るからだ」と言われている事が、思い出させる。それだけ、農業の過保護が、農業を駄目にしているのではないでしょうか。

TPPの反対組織には、相当に農政絡みの大改革が必要の様であると言われている。
(えびなたろう)


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