きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

「横浜方式」で、待機児童ゼロに

2013-05-21 10:45:36 | Weblog
「横浜方式」で、待機児童ゼロに (2013-05.21.)

子供を保育所に預けると言う事は、母親がその分、昼間に働くことが出来るからで、最近は特に正規に雇用される就職口が少なく、男性側の就職口が少なくまた低賃金での労働が多くなってきている、其れを補うためには如何しても夫婦が共に稼ぐ世帯が多く、幼児保育を希望する件数が此処へ来て益々増えて来ている。

其の上、子供を預けて働く母親の労働条件も、企業に寄って種々形態が異なり、それらの条件が、子供を預ける保育所との時間・場所・距離等が異なり、条件がマッチしないと、単に預けるだけと言うわけにも行かず、待機児童の問題は、母親にとっては中々「契約成立」とは行きにくい問題である。

今回横浜市で林市長が執った問題解決の手段は、両者の間にマッチする条件を作り出す事に普請し「保育コンシェルジュ」と言う預ける側のニーズに応じた保育所を紹介する所まで相談にのり、紹介するという物で、そこまで面倒を見ることが、最も両者のかみ合わない部分を噛み合わせる事で、此れが預ける母親側の安心感を作り出す原因になって居る。

林市長は、市長に成る前は、企業の経営者で、その辺のノウハウを発揮したと言う事では無いでしょうか。

日本の行政に置いても、突き合わせる両者に夫々、金も・時間も・技術が有ってもお互いに付き出すだけでは、マッチしない事が沢山あります。其れによって悪戯に金や時間を無駄に使い、挙句の果てに没になると言う事が沢山あります。

両者をマッチングさせる知恵が必要です。民間企業が良く成功を果たすのは、知恵を出すからで、御役所仕事では成功しないのは、其のためです。

待機児童ゼロにするためには両者側の夫々異なった接合部分をマッチさせる知恵が必要だったのです、両者側に一寸した妥協部分を作ればマッチする事を見つければ、成立するのです。

日本の行政に置いても、地方に任せれば上手く行く事が沢山あります、日本は飽く迄も中央が遣ろうとして、金と時間を無駄にしている。その原因が利権に関わる事で行えないと言う事もあります。そして、其れ等が改革の邪魔をしているのであると思います。
(えびなたろう)


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