原発依存度のコントロールは出来る。 (2012.08.25.)
原発に対する依存度で、国の原発に対する「憲法」とも言うべき「新大綱」を作る作業で、有識者会議が持たれたが、その委員長である近藤駿介原子力委員長が、「最後はコントロールできる」と自ら原発維持の方向へ誘導取りまとめる事に自信を示した発言があった事が明らかになった。
昨年から、原子力委員会の会議の誘導で事前に「秘密会議」とか「勉強会」とか言われている会議を原発推進側だけの人間を集め(エネ庁・文部科学省・電力事業者等)開いて居た事が毎日新聞によって報道されたが、その詳しい内容が更に判明し、其の「勉強会」を主導していたのも近藤駿介委員長が大きく係って来た事も明らかになって来たのである。
エネ庁が公開した7回分58ページの議事録の中で、近藤委員長は「円滑に議論が進まないかもしれないが、いざとなれば(原子力)委員会がひきとる。(議論がまとまらず、依存度ゼロかどうか)両論併記としても最後の打ち出し方はコントロールできる」とまで言っている。
原子力委員会は、新大綱策定会議の議論をベースに原子力政策全般を定めた「新大綱」を作成する方針で、「最後の打ち出し」は新大綱を指し、原発維持で結論付ける姿勢を示した。
近藤委員長自身は、委員長としてやる気満々であるが、委員の中からもこの際「メンバーを入れ替えるべきだ」の声も多く、それ以来、新大綱作りの会合は開かれて居ない。
メンバーの入れ替え後に再開の予定になって居るが、人選も進んでおらず、政府の対応もそのままになって居るのが、現状である。
(えびなたろう)
原発に対する依存度で、国の原発に対する「憲法」とも言うべき「新大綱」を作る作業で、有識者会議が持たれたが、その委員長である近藤駿介原子力委員長が、「最後はコントロールできる」と自ら原発維持の方向へ誘導取りまとめる事に自信を示した発言があった事が明らかになった。
昨年から、原子力委員会の会議の誘導で事前に「秘密会議」とか「勉強会」とか言われている会議を原発推進側だけの人間を集め(エネ庁・文部科学省・電力事業者等)開いて居た事が毎日新聞によって報道されたが、その詳しい内容が更に判明し、其の「勉強会」を主導していたのも近藤駿介委員長が大きく係って来た事も明らかになって来たのである。
エネ庁が公開した7回分58ページの議事録の中で、近藤委員長は「円滑に議論が進まないかもしれないが、いざとなれば(原子力)委員会がひきとる。(議論がまとまらず、依存度ゼロかどうか)両論併記としても最後の打ち出し方はコントロールできる」とまで言っている。
原子力委員会は、新大綱策定会議の議論をベースに原子力政策全般を定めた「新大綱」を作成する方針で、「最後の打ち出し」は新大綱を指し、原発維持で結論付ける姿勢を示した。
近藤委員長自身は、委員長としてやる気満々であるが、委員の中からもこの際「メンバーを入れ替えるべきだ」の声も多く、それ以来、新大綱作りの会合は開かれて居ない。
メンバーの入れ替え後に再開の予定になって居るが、人選も進んでおらず、政府の対応もそのままになって居るのが、現状である。
(えびなたろう)
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