きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

アメリカ一辺倒からの脱却へ!

2009-10-25 18:17:25 | Weblog
アメリカ一辺倒からの脱却へ!       (009.10.25.)

普天間基地の移設問題で、アメリカのゲーツ長官は「普天間の移設が無ければグアムの移転はない。グアムの移転が無ければ沖縄で兵の縮小と土地の返還はない」との脅しとも取れる、強行な姿勢で日本側の決断を迫った、ゲーツ長官も来月12~13日のオバマ大統領訪日に向けて、その時までに、移設の問題を決定したいとの意向からの発言である。

この問題は、普天間基地の住民にしてみれば、強い不満の鬱積しているところで、今までの政権が、住民の事を考えず、アメリカ様一辺倒の政府の姿勢に強い反発を示している。

鳩山総理もその事を良く理解し、充分な話し合いを重ね、出来れば来年1月の市長選挙等で住民の意向に沿った形で、決定したいと思っている様だ。

此れに対して、自民党はアメリカの言うことを聴かずに優柔不断な民主党政権は日本の安全保障を脅かすものだ、と猛烈に反発している。

自民党が反発するのは、アメリカ一辺倒の姿勢だからで、民主党は民意を尊重する事を第一と考えている政党だから、ゲーツ長官が強行に迫ろうと、「良く住民と協議して遣ります」と言う以外にない、と言う姿勢である。

岡田外務大臣も、県外移設はもはや考えられないと思うが、慎重に行いたいと言っている。例えその様に決まっても、アメリカから脅されて言う事を聞くという態度は絶対に取らない方が良いと思う。

アメリカにも日本は政権交替し、いままでの様な「言いなりになる日本とは違うのだ」と言うところを、よく理解をさせる事が大切である。

インド洋での給油活動も、日本が無料で、給油すると言う事は、相手国にとっては、ただで給油して貰えるのであるから、これほど有難い事はありません、しかしこの活動が国際貢献にどの様な意味合いを持っている活動か、全く無意味で、単に油をインド洋でばら撒いているだけである。

鳩山総理の考えている、国際貢献は、日本からの支援を通して、農業にしても、医療活動にしても、地域住民の自立を促す、将来に向けて、意味のある国際貢献を考えているのである。

オバマ大統領も其れを強く願っているのであり、アフガンに於ける日本の国際貢献はそれなりのアメリカの期待に応えるものを考えているのではないかと思われる。

したがって、日米の協力関係は、日本の得意分野での活動を惜しみなく提供する事で、産油国でもない日本が、金で買ってきた油をインド洋で、給油するなんて、全く馬鹿げた活動を遣っているから、世界の国から馬鹿にされるのである。

今まで、自民党が遣ってきた事は、殆どが、負の遺産であって、これからの日本は自主的な活動の中で、世界からの信頼を得る事が必要である。
(えびなたろう)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿