きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

いよいよ国会が開催

2012-11-01 11:02:50 | Weblog
いよいよ国会が開催      (2012.11.01.)

昨日の衆議院本会議での野田総理の演説に続き、本日から代表質問が始まった。質問の第1番は自民党の安倍新総裁であるが、最初の質問は、年内の衆議院解散・総選挙を遣る事を強く要求、其れに対して、首相は「経済状況への対応を含め、遣りぬくべき事を遣りぬき環境整備を行ったうえで判断したい」と今まで述べてきた、「公債発行法」「1票の格差問題」「社会保障制度改革」の3点にプラス先日閣議決定した総額7500億円の「緊急経済対策」を盛り込んだ対策が、いま、最も優先すべきものあると強調し、解散先延ばしを鮮明にした姿勢を示した。

安倍総理は「それでは改めて、国民の前で聞く。首相は年内に解散する約束を果たす気持ちが有るのか。誠実に答えてください」の質問に首相は「条件が整えば、キチット自分の判断をしていきたい。党首会でもギリギリの線で話をした」とのべ、両者の主張はかみ合わなかった。

参議員では、首相の「所信表明演説」を拒否した野党側は、参議院での代表質問が出来なくなり、其れに代わる「緊急質問」という物を考え、質問する様である。

如何も風向きは、野党の出方に、遣りすぎでは無いかの声が強く、此処は与党の言う緊急問題を受け止め、其の上で、解散を要求する方が良いように思われる。

安倍総裁は、民主党に対して、「政権担当能力が無い」とこき下ろしてはいるが、相手の政党に対して、この様な言葉は使わない方が良いように思う、自分だって、政権を放り出した形で辞めた事を思えば、相手の悪口を口にする様では、下品に聞こえる。ノーブルスタイルの安倍氏には似合わない言葉だ。

兎も角、自民党には今迄の自我意識が強すぎて、返って、国民の支持が得られていない、自民党が民主党に代わったのも、「何故変わったか」と言う反省が足らないと言われる原因がそこにあり、自民党改革の必要性も其処にある事を認識しなければいけないと思います。

安倍氏は一度総理経験者である。経験者だからこそ、その辺の認識もあると思って、再度総裁に帰り咲いたのであるから、その期待に反する行動はしない方が良いと思う。

この際、この国の窮状を思い計って、通す物は通して、其の上で、解散を要求すれば、国民の支持はおのずと自民党へ来るでしょう。
(えびなたろう)


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