安倍政権を歓迎するインド (2013-02.17.)
中国の習近平政権は、今迄の胡錦濤政権に比べて日本に対し厳しい姿勢で臨んでいる。中国全土に吹き荒れた9月の反日デモが一段落し沈静化しつつある中で発足した習近平政権は、両国関係の修復に乗り出すのが常識と思われたが、実際はその反対で、むしろ日中の対立をエスカレートさせる様な行動にでている。
安倍政権が誕生した際、外交上の基本的礼儀である祝電も送らず、安倍総理が特使として高村正彦自民党副総裁を派遣すると発表した際も、スケジュール調整が付かないと受け入れを拒否している。
その一方で、安倍政権には批判的な鳩山氏や村山氏等を招待し嫌がらせとしか思えない行動に出ている。
今や中国の国内問題は、国家の存亡に関わる、瀬戸際に立たされているのだが、其の事も全く無関心なのだろうか。将に習政権の針路は、汚染に塗れた北京の空が象徴しているようだ。
其れとは別に昨年12月7日インドの首都ニューデリーで打ち上げられた花火は日印国交樹立60周年を祝う物で、日本との関係を重視するインドでは、安倍政権に一層の期待が寄せられている。
特に安倍さんは2007年8月、前回の首相として訪印した際インドの国会で演説を行い「『太平洋』と『インド洋』は、今や自由の海、繁栄の海として1つのダイナミックな結合を齎している。従来の地理的境界を突き破る拡大アジアが明瞭な形を現しつつある」と主張。
日本とインドの戦略的グローバル・パートナーシップをユーラシア大陸の外縁に沿う自由と繁栄の弧の「要をなす」として日印関係の重視を明確にした。そして「強いインドは日本の利益であり、強い日本はインドの利益」と述べて、インド人の共感を得ている。
その後、日本は政権交代等で首相もコロコロ変わりガッカリさせてしまったが、今回再び帰り咲いた安倍氏に、当時も現在も変わらないマンモハン・シン首相は、インドと日本の戦略的なグローバルパートナーシップの重要性を強調し、安倍氏がこのパートナーシップの重要な考案者だと指摘している。
また、当時から事情を良く知るサンジャ・バル元首相補佐官は「安倍氏は日本で何度も交代してきた首相と同じではない。優れた家系と習得した勇気、先見の明を持っている」と称賛し、安倍氏が演説で、日本の首相として独立インドを初めて訪問した祖父の岸信介氏からインドでの体験を膝下(しっか)、聞かされた」と述べた事も紹介した。
今後の日印関係については、「アジアで最も技術的に進歩した経済大国日本は、インドの経済発展を助けれるし、インドは10億人以上の成長市場、そして世界最大の若年層を蓄える国家として日本に市場と人的資源を提供できる」と指摘している。
昨年の12月17日付のタイムズ・オブ・インデア紙は、安倍氏の辞任を「インドは、とてもおいしい前菜の後で、メインコースを奪われた様だった」と食事に例え、それが「なかなか手に入らなかった主菜が今になってやって来る」と伝えている。
最早、日本の将来への外交は、中國では無くインドであると思う、中國が共産党一党支配体制から脱却して、国民主体の自由な平和経済大国になれば、別だが、現状では自己主張ばかり唱え、平和を協調出来得る国では無いので、こちらから無理して協調する姿勢は示す必要はないと思います。
(えびなたろう)
中国の習近平政権は、今迄の胡錦濤政権に比べて日本に対し厳しい姿勢で臨んでいる。中国全土に吹き荒れた9月の反日デモが一段落し沈静化しつつある中で発足した習近平政権は、両国関係の修復に乗り出すのが常識と思われたが、実際はその反対で、むしろ日中の対立をエスカレートさせる様な行動にでている。
安倍政権が誕生した際、外交上の基本的礼儀である祝電も送らず、安倍総理が特使として高村正彦自民党副総裁を派遣すると発表した際も、スケジュール調整が付かないと受け入れを拒否している。
その一方で、安倍政権には批判的な鳩山氏や村山氏等を招待し嫌がらせとしか思えない行動に出ている。
今や中国の国内問題は、国家の存亡に関わる、瀬戸際に立たされているのだが、其の事も全く無関心なのだろうか。将に習政権の針路は、汚染に塗れた北京の空が象徴しているようだ。
其れとは別に昨年12月7日インドの首都ニューデリーで打ち上げられた花火は日印国交樹立60周年を祝う物で、日本との関係を重視するインドでは、安倍政権に一層の期待が寄せられている。
特に安倍さんは2007年8月、前回の首相として訪印した際インドの国会で演説を行い「『太平洋』と『インド洋』は、今や自由の海、繁栄の海として1つのダイナミックな結合を齎している。従来の地理的境界を突き破る拡大アジアが明瞭な形を現しつつある」と主張。
日本とインドの戦略的グローバル・パートナーシップをユーラシア大陸の外縁に沿う自由と繁栄の弧の「要をなす」として日印関係の重視を明確にした。そして「強いインドは日本の利益であり、強い日本はインドの利益」と述べて、インド人の共感を得ている。
その後、日本は政権交代等で首相もコロコロ変わりガッカリさせてしまったが、今回再び帰り咲いた安倍氏に、当時も現在も変わらないマンモハン・シン首相は、インドと日本の戦略的なグローバルパートナーシップの重要性を強調し、安倍氏がこのパートナーシップの重要な考案者だと指摘している。
また、当時から事情を良く知るサンジャ・バル元首相補佐官は「安倍氏は日本で何度も交代してきた首相と同じではない。優れた家系と習得した勇気、先見の明を持っている」と称賛し、安倍氏が演説で、日本の首相として独立インドを初めて訪問した祖父の岸信介氏からインドでの体験を膝下(しっか)、聞かされた」と述べた事も紹介した。
今後の日印関係については、「アジアで最も技術的に進歩した経済大国日本は、インドの経済発展を助けれるし、インドは10億人以上の成長市場、そして世界最大の若年層を蓄える国家として日本に市場と人的資源を提供できる」と指摘している。
昨年の12月17日付のタイムズ・オブ・インデア紙は、安倍氏の辞任を「インドは、とてもおいしい前菜の後で、メインコースを奪われた様だった」と食事に例え、それが「なかなか手に入らなかった主菜が今になってやって来る」と伝えている。
最早、日本の将来への外交は、中國では無くインドであると思う、中國が共産党一党支配体制から脱却して、国民主体の自由な平和経済大国になれば、別だが、現状では自己主張ばかり唱え、平和を協調出来得る国では無いので、こちらから無理して協調する姿勢は示す必要はないと思います。
(えびなたろう)
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