きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

小沢代表の辞任劇場

2007-11-05 10:36:10 | Weblog
小沢代表の辞任劇場       (007.11.05.)

 民主党の小沢代表の、突如辞任のニュースには驚いた。福田さんとの党首会談の結果を持ち帰り民主党内の幹部会議で、全員から「拒否すべきだ」との意見が強く出され、小沢さんの意向は採り上げられなかった事から、自分に事実上の不信任を突きつけられた、との見解を述べ辞任を決意したと言う事です。

自民・民主の大連合と言う話は、「ねじれ国会」の現状の中では、将来に向けて、全く考えら得ない話ではなく、其の可能性は国家国民の立場から、長期にわたる「ねじれ現象を」続けられないという見地から、有りうる話しである。

それはすべて次期衆議院選挙の結果から生じてくる話で、その結果を、小沢さんは、政権を取っても民主党の未熟さを挙げ困難と考えられたのか、先走った行動に出られた様である。
先の読みが早すぎてそれに党内幹部が付いていけなかったのかもしれないが、それにしても早まり過ぎのように思われる。

民主党の現状於かれている、状況は、参議院選挙に勝ち、自民党を追い込み今後の政策においても国外問題は、当面給油問題だけで、国内問題はどれを取っても民主党に国民の期待が集まっている状況だ。

それに対し自民党は、八方塞がりで唯一「新テロ特措法」を通す事、意外に支持率を挙げるネタ切れ状態で、優位の状態にある民主党が何故そんなに慌てて、将来あるかも知れない大連合に深入りした話にまで、遣ったのかは、どう見ても先走りの批判が出るのは当然の事でしょう。

党首会談では、大連合を将来の展望のなかで、わが国の進むべき方向性を話し合う鞘当て程度に留めたものかと思っていたが、閣僚人事の内部の話まで及んでいたとは早計のそしりは免れないところだ。

結果として、この問題は、民主党にとって大きなマイナスだが、民主党も自党の内部問題を良く見直し、今の体制では政権を取っても不安定要素を多分に抱えていることを自覚しなければいけないと思う。
                 
                      (えびなたろう)


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