きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

無政府状態で汚染米の流通

2008-09-12 11:13:28 | Weblog
無政府状態で汚染米の流通       (008.09.12.)

政府はメタミドホスで汚染された米や、カビの発生によって食料用にならない「事故米」を「工業用のり」に国内放出したが、其の米が、全国に「焼酎製造用」、「加工食品用」等に使われ、介護老人施設や、病院・病院内レストラン・保育所等に流通していた事が判明しました。

被害の拡大は、更に広がりを見せており、大手のアサヒビールも焼酎の製造に使い65万本の製品回収に乗り出している。

安全に関する管理責任のある厚生労働省は一体何をしていたのか、しかも10年間も内部告発によって判明するまで知らされず、将に無政府状態で汚染米が流通していると言う食の恐怖に国民は曝されていたわけである。

本来輸入検査で汚染が判明した米は、その場で返品するべき物で、輸入してしまう事に先ず疑問を感ずる、食用に使えない米に金を出して買うこと自体おかしいではないか。

また、工業用に放出したのなら、流通の末端までチェックが行き届いていないと管理責任を果たしたとはいえない事で、厚生労働省の責任は重大問題である。

“厚生労働省はご難続きだ”と言われているが、私はそうは思わない。年金問題のデタラメ管理事件が象徴する様に、厚労省全体の意識の低下がそうさせているのである。

事務次官自身が、今回の問題に何の責任も感じていない、そしてこの様な態勢が全官僚組織全般に蔓延しているのである。
財務省も、農林省も、防衛庁も、文部省も、外務省も、国土交通省も、警察庁も、すべての省庁にわたって、談合、無作為、天下り、が税金をムダに食いつぶしてきたのである。

今回自民党が2代に渡って総裁が政権を放り出したのは、腐敗した行政のあり方に政治が的確に対応しないからで、もはや自民党には改革する力がないからであります。

ポスト福田を目指した総裁選は、改革する力のない政党の中で、誰に首をすげ替えても変わりのないことは明確な事で、いたずらに空白状態を引きずるだけの話である。

麻生氏が総裁になる噂があるが、彼がなれば、また当分選挙は先延ばしになる事だろう。
(えびなたろう)



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1 コメント

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Unknown (夜明け)
2008-09-12 11:40:59
>“厚生労働省はご難続きだ”と言われているが

呆れたものですねえ。彼らは被害者のつもりなんでしょうか。俺達が国民を守る・・・なんて気概がまるでありません。小沢氏の言うように国会議員を官庁に入れるくらいやらないとダメなんでしょう。

私は政権交代を訴えるブログを書いています。共に戦いましょう。

(さしでがましいようですが、トラックバックを許可制に設定したほうがいいですよ。いかがわしい業者が勝手に貼ってゆきますから。)

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