きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

中國の海族的行為は諸国連合で取り締まる事

2014-05-09 10:26:39 | Weblog
中國の海族的行為は諸国連合で取り締まる事      (2014-05.09.)

中國がベトナムと領有権を争う、南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島海域で石油を掘削し、両国船が衝突する事態となった。

アメリカの国務省報道官は「係争地での石油掘削は挑発的だ」と批判し、菅義偉官房長官は「一方的な活動により、地域の緊張感が高まっている事を深く憂慮する」と中國に、国際法順守と自制を求めた。

中國の行為は、無法な海賊的行為で、南沙におけるフィリピンとのトラブルも米軍がフィリピンから撤退後に進出して問題を起こしている。

其のため、地域の諸国(東南アジア諸国連合)が主唱している海上の「行動規範」が策定されたのである。中国側は、この「行動規範」に、消極姿勢で一向に協調姿勢を示さない。

オバマ大統領が今回アジア歴訪で、尖閣防衛や米軍のフィリッピン回帰を約束し、対中牽制を強めた事は大きな前進である。

日本とベトナムは同国国家主席が来日し、海洋安全を含む政治・安全保障分野の協力強化で一致した。日本はべトナム海上警察の訓練で協力し同盟国へ巡視艇供与を進めている。フイリッピンへも巡視艇10隻を供与する。こうした支援を強化して行くべきである。

今朝の朝刊に南シナ海での中国とベトナム船の衝突に、中國政府が「ベトナム船が故意に衝突して来た」と非難しているという。その様な事は、今朝のテレビ映像を見れば、どちらがぶつかって来たか明々白白である。無論中国がぶつかって来た事は、全く動かぬ証拠で、ぶつかって来た、艦艇の正面にハッキリと「中国。警察」の文字まで写っている。

全く、尖閣諸島沖での日本の巡視船に、中國漁船がぶつかって来たのと同じである。それを中国が嘘を付いて、ベトナム側からぶつかってきた様に吹聴しているのである。
ビデオ映像は、絶対に嘘を付かないので、真相を世界に示す事は大切な事であります。

アジアに於いては、アジア諸国が、協調して「行動規範」を作ったのであるから、各国が此れに元ずき順法の精神で、運営されなくてはいけません。

中國の横暴は、大国の力を傘に脅して来るのが常道である。この様な事は絶対許してはいけません。
(えびなたろう)


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