きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

じっくり見守る姿勢が重要

2011-01-14 10:31:17 | Weblog
じっくり見守る姿勢が重要       (011.01.14.)

第2次管内閣の人事が概ね固まった。正式には今夜の親任式が終わってからだろうが、今朝から、マスコミはじめ新内閣に対する批判が飛び交っている。
中でも、たちあがれ日本の共同代表であった与謝野氏が、「たちあがれ日本」を離党し、菅新内閣に協力する事を打ち出し、入閣して経済財政の担当大臣に就任する事になった。

自民党はじめ、たちあがれ日本の平沼代表も、強い調子で批判している。党内でも小沢派の人達は、「民主党でない人を何故引っ張ってくるのか」と苦言を吐き、この際菅内閣を潰しに掛かる好材料と揺さぶりを賭けている。

今回の改造内閣人事は、菅総理の年頭記者会見で、政治生命を賭けた決意の中で行われたもので、批判を目的とする人達からは、何とでも批判は出来る、しかし、現状の日本が置かれている、状況下では、危機を脱出する国民全体の協力が必要なときで、菅総理は建設的な政策論議は充分聞き入れる準備があると明言しているだけに、単なる自分の党派や考えに固執するものではない姿勢を示している。

しかし、自民党谷垣氏の目的は、菅内閣を潰し、衆議院の解散に持ち込む事が目的であるから、何事にも反対する姿勢を崩していない。菅総理も幕張メッセーでの定期大会で「野党が積極的に参加しようとしないなら、歴史に対する反逆行為と言っても過言ではない」とまで言い切っている。

従って、先日まで、自民党内閣で財務大臣等の要職にいた与謝野氏も自分で、お手伝いできる事は協力すると言っているのも其のためである。
日本国民であれば、日本の国を愛する人であれば、国の発展のために、住民の安定の為に働くのは当然で、進むべき方向は同一である筈で、党派の別ではありません。

其のために、100%では無いかもしれないが、政治生命を賭けた菅総理の決意を尊重し、今は、じっくりと見守る事が重要なときではないでしょうか。
そうでないと、遣る事全てに反対していたのでは、何も進む事は出来ません。

今、日本で経済・財政の権威者は、与謝野氏で、その実績から言っても第一人者です、彼が今回協力を申し出たのは、「このままではいけない」と言う強い国を思う危機感からで、決して党利党略からでは有りません。此れこそ素晴らしい日本の政治家の一人と言えるのではないでしょうか。

与謝野氏は、菅総理と囲碁友達と言う事であるが、囲碁と言うものは、常に「大局」を見る事が必要なゲームである。

今、日本の大局をみて、菅・与謝野の両氏に“じっくり”と成り行きを賭けて見る時ではないでしょうか。
(えびなたろう)


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2011-01-14 14:50:12
ここ2年弱の与謝野の行動を見てれば誰も賛同なんてしないだろ。
信念の無い人間を信用しろってのは無理な話し。
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