今日のひとり言３

今日のひとり言３

☆：北京の国営遊園地「石景山遊楽園」にデイズニーランドに良く似たアトラクションやキャラクターなどを登場させた物を作り、米国ウオルト・デイズニー社から著作権の侵害だと告発されているとの事である。
シンデレラ城を模した建物や、「ダンボ」のキャラクターに似た耳の大きなゾウの乗り物や、ドラえもんや、キティちゃんなど日本のキャラクターに酷似した着ぐるみなども登場しているとか。
中国は、利する事であればお構いなしに、真似をしたり、偽物を作ったり、著作権に対する、倫理に疎いところは、まだまだ後進国である。

でも、ディズニーランドの真似は中国ではとても出来ないのではないかと思う。

と言うのは、日本の浦安に始めてディズニーランドが出来たとき、私も子供をつれて行った事があるが、そのとき大変驚き、感心したことがある。
それは、園内で、ある子供が食べていたポップコーン落として通路にばら撒いしまった時だった、ばら撒き散らかした事にその親と子供はしばし戸惑っていたその時、何処からとも無く数人の係員が、突如現れて、あ！と言う間に綺麗に掃除をし、何事も無かったかのごとく立ち去って言ったことである。その間わずか数分。

私は、それを見て、改めて周りを見回したが、なるほど、一片のチリ一つ落ちていないのに気づき、感心したことを覚えている。

ディズニーランドは、表面的なアトラクションやキャラクターだけではなく、来園客に対する、いやな思いをさせない、サービス精神を含めた、総合的なシステムが成功を収めている要因になっているのである。
今の、中国に客に対する、徹底したサービス精神まで含めた、商売が出来るとはとても思えないからだ。
此の辺が、自由主義経済社会の国と共産主義社会の国の、違うところであろう。
共産党の国ではなく、国民・市民・生活者が主体の国であるべきです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（えびなたろう）