きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

北京五輪の成功を祈る!

2008-04-24 11:40:00 | Weblog
北京五輪の成功を祈る!      (008.04.24.)

4年に一度開かれるオリンピックは世界の民族の平和の祭典として地球規模での大イベントであります。五つの五輪は地球上の五大陸を象徴しフランスのクーベルタン男爵によって考案されたマークだと言う事です。

途中世界大戦などによる中断もあったが、オリンピックが全世界のお祭りとして開催出来る事は、即、世界平和の表れとして受け取ってきた事である。

今年は、中国の北京で開催される事が決まっているが、残念ながら中国のチベット自治区で住民による反政府運動が起こり、「チベットに自由を」と言うデモ活動が起こり、それを押さえる中国政府軍の鎮圧行動との間で多数の犠牲者を出すと言う暴動が続きまた各地に飛び火している。
そして、オリンピックの聖火リレーを狙って各地で妨害活動が起こっている。

日本に置いても聖火リレーは長野の善光寺から出発する計画であったが、善光寺側も
宗派こそ違うが、善光寺とチベットは同じ仏教徒。チベットをめぐる騒乱を「大変憂慮している」という、「善光寺の若い住職の中には、聖火リレーへの協力を辞退すべきとの考えも出ている」。
また、市民らからも連日数十件の電話がかかっている。その多くが聖火リレーへの関与をやめるべきとの抗議の声で、「由緒ある寺の名に傷がつくのが心配だ」などの意見が寄せられている事から辞退を申し出たようである。
そして、当日はチベット暴動の犠牲者の追悼法要を行なう事にしたようだ。

北京五輪に対して、世界の各国は、成功裏に終わらせたいとの思いから、中国政府に対して、取り敢えずはチベット人が最も崇拝するダライラマとの話し合いを行なう事を提案している。
日本も同じ考えで、5月に中国の胡錦濤主席が来日されるが、福田総理から提案するようである。

中国は何でも力ずくで押さえようとしているが、近代社会では力には、むしろ反発力がかえって強く、必ずしも成功はしない。アメリカも力を鼓舞してイラク戦争をしているが、決して勝ち戦ではない、むしろ多数の犠牲者と多額の費用にピーピー言っている状態だ。おそらく次の大統領は手を引くだろう。

これからは、日本の柔道の精神である「柔よく剛を制す」と言う考えを取り入れて、両者の立場と意見を良く聞き、打開の策を開く努力が必要ではないでしょうか。
中国のオリンピックは、ダライラマと打開策を考え出して、全世界で喜び合えるオリンピックにして貰いたいと思います。
(えびなたろう)


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