きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

ロシアもWTOに加盟

2012-08-23 10:50:48 | Weblog
ロシアもWTOに加盟        (2012.08.22.)

ロシアも先進国の中では最も遅い、156番目の加盟国になった。中国やロシアと言えば大国ではあるが、勝手な事ばかり言って居ては世界から取り残される事に成り、更なる貿易発展を狙うならば、「世界貿易機関(WTO)に加盟しなければなりません。従って、ロシアもGDPでは世界11位の大国ではあるが、加盟する事になった模様です。

しかし、加盟すれば、今迄の様な勝手な事は出来ず、お互いの貿易の発展の為に「ルール」という物があり、それを守る必要があります。貿易相手が小さな小国でも、相手の立場を尊重してお互いが同等の立場で、付き合う事が必用です。ロシアは今まで関税を予告なく引き上げたり、進出に必要な書類の提出を拒んだり、手続きを煩雑にするなど、通商ルールを無視して来た実績があります。

今回加盟が認められた事は、これ等のルールが守られる事が前提に成るので、加盟に付いては一応全員から歓迎の形で受け入れられています。

ロシアは、此のところ自国の産業発展に大きな期待を寄せている、アジアに於いてはウラジボストックを中心に、シベリア奥地の開発・発展を強く望んでいる。

また、国内の産業としても自動車産業に期待が強く、此れには日本からも「トヨタ・ニッサン」等が既に具体的な進行が行われている。

確かにロシアは、西部地域では対ヨーロッパとの関係で、今迄も盛んに交流が行われてきたが、東部地域では、太平洋側の出口が、防波堤の様に日本列島に封じられている。従って、ロシアは、東部地域は、日本・韓国・北朝鮮・中国との貿易拡大が望まれている。

中でも、日本とは、経済連携のメリットも大きい事から、相当な期待を持っている。しかし、今のところは、北方領土の問題で、全く話の進展がない、その股間を狙って、韓国中国が狙っている。日本も早く北方領土に拘ることなく、シベリア奥地までの開発を請け負いに強い発展の希望を持って欲しいと思います。

開発・発展には、お互いの利益に繋がる事が、最も重要で、小さなことに拘って、大魚を逃すことは、後に大きな悔いを残すことに成ります。
大きな歴史の流れの中で、否応でも、ロシアは日本海を挟んで付き合う相手国とならざるを得ないと思います。
(えびなたろう)


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