きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

13日に自民党、強行採決を決定

2009-01-10 11:13:04 | Weblog
13日に自民党、強行採決を決定      (009.01.10.)

政府与党は9日の議院運営理事会で13日に08年度の第二次補正予算案を13日に衆議院を通過させることを決定した。第二次補正予算案の中には目下与野党で議論されている2兆円の定額給付金の問題があり、目的や効果についても矛盾点が多く充分な国民の理解も無いまま、政府の日程だけが先行し、13日の午前中には採決をすまし、午後には衆議院の本会議に送る予定を決定した。

此れに対して野党側は「強行採決である」として強く反発し13日の審議に野党はどの様な対応に出るのか解らないが、どうせ与党は多数決で、強行することだろうから、有無を言わさずとおる事には間違いないだろう。

13日に通せば与党も憲法の規定で、参議院で採決しなくても来月の12日には自然成立し、関連法案も3月14日以降衆議院勢力の3ぶんの2の賛成で再可決できる事になる。

もはや民主的な話し合いなどは眼中に無い対応で、十分な審議もせず、矛盾だらけの状態で、野党の反対意見や、国民の世論調査の結果等も全く無視して強行する姿勢は必ず、次期の選挙に国民の審判が下る事になるだろう。

民主党は、それでも9日の幹部会で、定額給付問題を分離する事を申し入れる事を確認し、13日の採決には、退席する事にしたらしい。

この状態は、全く“異常”と言わざるを得ない状態だ。 

アメリカのオバマ政権は20日にスタートし、世界的な、経済危機に世界各国が共存共栄を話し合わねば成らないと言う時に日本がこのような状態では世界の物笑いにされる事でしょう。
(えびなたろう)


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