きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

中国製ギョーザ問題(3)

2008-02-05 12:49:30 | Weblog
中国製ギョーザ問題(3)       (008.02.05.)

中国ギョーザの問題は、中国も真剣になって両国共同で調査を開始し始めた。
調査が進むにつれて、色んな事実が判明してきたが、日本への入荷に付いては、出港が中国の天津港で入港が日本の横浜港と大阪港の2箇所で、いずれも完全密封のコンテナーによる輸送だからその間での毒物混入は考えられないと言うことである。

毒物は、「メタミドホス」と言う殺虫剤と特定され、餃子の入った袋の外側と餃子そのものの表面からも検出されていて、横浜港に入荷したものからも、大阪港に入荷したものからも検出されている、またこれ等餃子の袋が入っているダンボール箱からは異常が認められないと言うことである。

従って、工場に於けるダンボール箱に詰める以前の段階での混入が濃厚であると推測されている。今後も更に絞り込んだ検査が、進められるようである。

中国政府も、今年は北京オリンピックを控えているので、大変に神経を尖らせているが、日本に於いても、1月4日に発生してから約1ヶ月対応の遅れが被害を大きくしてしまった事を大いに反省すべきである。

食に関する、日本の対応は、今回の問題が起こって、チェック機能から、トラブル対応等々、全く業者任せのハダカの状態であることがハッキリした。

特に自給率の低い日本での食の問題は、危機管理の重要なテーマとして取り上げて考えねばなりません。
福田さんの言う「消費者行政の一元化策」はとてもよい事を言われているが、具体的な対応が無く、各省庁には、何の響きも無く単なる福田さんの「ひとり言」ぐらいにしか聞こえてないのではないでしょうか。

兎も角、福田さんにはビジョンがないから、口では立派な事を言われても、行動は平気で反対方向を向いている、人任せで、頼りのない総理大臣にしか思えないのだけど。

                       (えびなたろう)

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