きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

日露関係の構築を

2013-02-23 10:16:25 | Weblog
日露関係の構築を        (2013-02.23)

安倍首相が、春の大型連休中にもロシアを公式訪問する見通しになったとの事である。

日露関係と言えば、北方領土の問題が何を置いても障害になって、戦後半世紀を過ぎた現在でも一向に改善されて居ない。日本は今迄首相が変わる毎に日露関係の進展が、話題に登り、其のたびに、両国とも期待感は持たされるが、結局は一歩も進展しない状態が続いて来た。

ロシアにとっては、広大なシベリアの地を抱え、その開発発展には日本の技術力が必要とされている事が挙げられている、そしてまた日本は、持ち前の技術を生かした、開発の仕事がシベリアには山ほどある。だから両国にとっては、お互いに協調しあう事が望まれる事なのだが、常にその話の癌になって居るのが、北方4島の問題なのである。そして、それが半世紀以上も未解決のままで、両国が張り合っている、(ナンセンス極まりないはなしだ)。

戦後60年以上も経てば、4島に積んでいた住民も、日本の本土に移住した年月の方が遥かに永くなり、今更、島への帰属意識も当時の程ではないと思う。其れよりシベリア開発の方に協力する事で、その開発で、何等かの特権を得れば、その方が後世に対して安泰な生活保障が望まれるのではないでしょうか。土地への永住権と言うのもせいぜい2~3拾年ぐらい迄ではないでしょうか。

その様に考えれば、日露関係発展の中で、シベリア開発の何等かの特権を交換条件に早く解決する方が国の為になるのではないでしょうか。

ロシアも極東方面に天然ガス供給パイプライン計画が実現する計画になって居る。日本が手を出す事をロシアも喜んで待っているのではないでしょうか。

相手はプーチン大統領、日本と違って彼は今、ロシアに君臨する最高の権力者である。
だから、日本も彼が大統領で有る間に話を好転させ、共に北方領土問題も解決すれば日本に執っても、アジアに於いては、中國と共に発言権のある有力国として、目されるのではないでしょうか。

政権交代で、「民主党」に変わって見た物の、民主党には国際的な政治の能力は無く、むしろ退歩した感がある。従って再び自民に政権が戻ったが、安倍総理になって、先ずは日本の力を国際的な地位まで戻して欲しいと思います。その手始めが日露関係の改善と、シベリア開発です。中国とは当分望みは有りません。
(えびなたろう)



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