きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

老人新党は何をするのか?

2010-04-11 15:12:56 | Weblog
老人新党は何をするのか?       (010.04.11)

平均年齢70歳の新党「たちあがれ日本!」が発足した。代表は平沼元経済産業相、共同代表に与謝野元財務相で、他3名の国会議員を加えた5人でスタートした。

5人集めるのに大分苦労した様で、最初の予想とは違って、中堅若手への呼びかけはいずれも参加を渋っている。
その大きな原因の一つは、代表である平沼氏と共同代表の与謝野氏の考え方が夫々「保守」と「リベラル」と言う基本的な違いがあり、無所族の「小泉龍司氏」や自民党の「後藤田正純氏」なんかにも呼びかけをしたがいずれも、参加を断っている。

結局5人目に入党したのは中川義雄氏で次期参議院選で、自民党の公認を得られず、引退が囁かれていた人である。

前回のBlogにも書いたが結局は、「身の程を知らない老人の集まり」と言うだけのことだ! 平沼氏や与謝野氏は新党結成の趣旨に当って「打倒民主党」「日本復活」「政界再編」を掲げているが具体的行動に結びつく政策は何も明らかにしていない。

民主党が今回政権与党になったのも、国民から衆議院選挙と言う信任を受けて、獲得した物で、その前迄は、国民の信任選挙も行なわないで、安部・福田・麻生と3人も首相が自民党内だけで盥回しされている。

此れに国民は強い抵抗を示した結果が、民主党の大勝利に繋がり政権を獲得した物で、此れに対し両代表は「民主党政権は絶対に容認出来ない」とか「打倒民主党」と言っていることは、全く、“ひとりよがり”で、“身の程を知らない発言”としか受け取れないものであります。

確かに、今の民主党の状況は初めの国民の期待から比べて、政権交代の成果が充分とは言えないと、ガッカリした面もあるが、だからと言って、以前の自民党時代に戻ろうと言う気持ちは全く考えていないと思います。

新党を造り、国民に訴えるのであれば、どの様な事が出来るのかを明確に打ち出さないと民意に響くものが全くありません。

「脱官僚」「天下り・渡りの廃止」「税金の無駄撲滅」「効率使用」「中央集権政治から地方分権政治へ」「厚生年金の一元化」等々、平沼・与謝野新党は、これ等のことを実行する事が出来ますか? どの様にして実施しますか?

これから、日本が向う国際的、国内的な諸問題に付いても、ただアメリカ一辺倒でやって来た日本では、もはや世界は相手にしないでしょう。

もはや老人の出る幕ではありません、大人しく座っていた方が「お国のために成る」という事を良く考えて頂きたい。
(えびなたろう)


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2010-04-11 16:01:45
民主党のダメな事を批判してるようにも見える記事だな。
ぶっちゃけ民主党のダメさが壊滅的でうんざりしてるんだろ?
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