「尖閣問題」じらして合って会談した習近平総書記 (2013-01-26)
公明党の山口代表は22日から3日間、中国北京を訪問する予定で、その間にぜひとも習近平総書記と会談を希望していたが、中国側は、会談をするとも、しないとも言わず、最終日の25日になって、総書記との会談が実現する事になった。中国側の「じらしの戦術」は全て計算された上でのことの様である。
一方山口代表は「きょう、習近平総書記と四たび、お会いする事ができました。私にとって、これほどうれしい事はございません」と表情は硬く、安倍首相から預かって来た親書を直接、総書記に手渡した。
1時間の会談の中で、総書記は尖閣諸島をめぐる日中対立について、「立場の違いはあるが、対話と協議によって解決して行く努力が必要だ」と述べ、安倍首相との首脳会談に付いても検討する考えを示したと言う。
訪中前の香港のフェニックステレビから、インタビュー取材を受けた、山口代表は「この問題を今ぶつけ合っても、お互いに満足する解決が容易に見つからないとすれば、しばらく静かにしておくと言う事も、大きな知恵だと思います」と述べ、尖閣問題について「棚上げ」とも取れる発言をし、物議を醸している。
それは、安倍総理は「尖閣に交渉の余地はない」と言っている立場だけに、連立を組む公明党のトップの発言としては、問題が有りそうだ。
中国側は1978年の日中平和条約の締結後、尖閣諸島の領有権は主張しつつも「棚上げ」を容認してきただけに、山口発言は、中國よりの考えとも受け取れるからである。
今回、山口代表と、習近平総書記の会談は、次回のトップ会談はお互いに譲れない状態で、結局は、前に戻った「棚上げ」状態を続けるしか無いのではないでしょうか。
(えびなたろう)
公明党の山口代表は22日から3日間、中国北京を訪問する予定で、その間にぜひとも習近平総書記と会談を希望していたが、中国側は、会談をするとも、しないとも言わず、最終日の25日になって、総書記との会談が実現する事になった。中国側の「じらしの戦術」は全て計算された上でのことの様である。
一方山口代表は「きょう、習近平総書記と四たび、お会いする事ができました。私にとって、これほどうれしい事はございません」と表情は硬く、安倍首相から預かって来た親書を直接、総書記に手渡した。
1時間の会談の中で、総書記は尖閣諸島をめぐる日中対立について、「立場の違いはあるが、対話と協議によって解決して行く努力が必要だ」と述べ、安倍首相との首脳会談に付いても検討する考えを示したと言う。
訪中前の香港のフェニックステレビから、インタビュー取材を受けた、山口代表は「この問題を今ぶつけ合っても、お互いに満足する解決が容易に見つからないとすれば、しばらく静かにしておくと言う事も、大きな知恵だと思います」と述べ、尖閣問題について「棚上げ」とも取れる発言をし、物議を醸している。
それは、安倍総理は「尖閣に交渉の余地はない」と言っている立場だけに、連立を組む公明党のトップの発言としては、問題が有りそうだ。
中国側は1978年の日中平和条約の締結後、尖閣諸島の領有権は主張しつつも「棚上げ」を容認してきただけに、山口発言は、中國よりの考えとも受け取れるからである。
今回、山口代表と、習近平総書記の会談は、次回のトップ会談はお互いに譲れない状態で、結局は、前に戻った「棚上げ」状態を続けるしか無いのではないでしょうか。
(えびなたろう)
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