きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

中国の食の安全は?

2007-07-25 11:41:31 | Weblog
中国の食の安全は?      (007.07.25.)

中国の食の安全に対して今世界的に問題視されている。
しかし、中国の食品安全監視当局は、中国商品を安全でないと、過度に宣伝していると、アメリカのメディアを批判し「報復措置」として米国商品の一部を輸入禁止したりしている。これと同じ事は、日本に対しても資生堂製品の化粧品にあらぬ難癖を付けて報復措置をやられた事もあった。

今回、ダンボール肉マン問題で、中国のテレビ局の報道は「捏造だった」と報道し捏造報道に対して、謝罪を行い、「一件落着」としている。
そして、報道関係者に対しては「故意にニュースを捏造し国家・社会に悪影響をもたらした」として厳重に処分をするということである。
しかし実態は、今なお問題食品が横行している現状は変わっていない。
と言うことは、食品安全監視当局が検査に立ち入る所ではない、ヤミの市場で作られているからである。

中国は、ヤミ市場で、「偽牛乳」「偽食用油」も作られている様だが、当局の監視も細かいところまで、行き届いていないのか、それともネグレクトしているようである。
共産党の国だから、やることもお役所仕事で、表面的な登録業者のみ形どおりの検査を行い、それで合格すれば、問題なしとして、ギャーギャー言うのは、言う方が過剰に反応しているので、「中国バッシングだ」と受け取っている。
これでは、中国の食の安全は、世界から相手にされなくなるのではないかと思われる。

先日飲み水で、ブランド水の半数が、タダの水道水だったとの事ですが、この問題は北京市民に大きなショックを与えたと報じられている。
ブランド会社の製品と言われていたが、これも容器のボトルから、真似た偽容器を数億本と言う大量に生産し、それに詰めて売り出した物で、見た目では判断付かない盲点を突いたものだ。
これに対しても、国家質量監督検査検疫総局は検査の結果合格率は高いと言っているそうだが、市民は、登録業者の合格率が高いのは当たり前だ、ヤミ工場の検査逃れを指摘し反論している。

中国の偽ものつくりは、規模が大きく、現政権の手の届かない、むしろ現政権の組織内部にまで、侵略されている傾向が非常に強い様に思われる。(重症だ!・・・)

日本もそれに近い「政・官・業の癒着」が国家、国民を食い物にしている所があるが、結局は国民の声が、国を動かす元になることを我々も自覚しなければならない。

                        (えびなたろう)


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