きまぐれ発言

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G20サミットの行方

2010-06-26 11:43:37 | Weblog
G20サミットの行方        (010.06.26)

カナダのトロントで開催されるG8とG20に日本からは菅総理が始めて参加する。
山積する議題の中で、問題なのは、ギリシャ危機に代表される欧州各国の財政危機に対応するため、財政再建政策を掲げて望む欧州諸国と、景気対策に悩まされているアメリカのオバマ大統領は景気対策の延長を続けるべきだと主張している。

財政再建か、景気対策かの両者の対立がG20の場で論じられる事は今回のサミットの大きな課題で、この行方は世界の注目の的になっている。

菅総理は日本を代表して、どの様な心構えで臨むのか出発前の記者会見の質問で「私はサミット(G8)と(G20)で「経済成長」と「財政再建」は両立できる、と言うことを是非お話をして、其れを参考に各国が遣って貰えば良いんじゃないかと思っている」と述べている。

これは中々面白い発言で、菅総理らしい発言だ。一般的には、成長と財政は相反するというのが常識のようだが、世界の共通した認識としては両立すれば、それに越した事は無いと言うことになる。

其の為には、もう少し考え方の次元を高め各国が抱えている実情に合わせた政策の優先順位に合わせてやればよい事であるという見解のようである。

「サミット」と言うのは各国の首脳による頂上会談で、この会談の中で、お互いが協調した大人の話し合いを行えば、世界平和が維持される素晴らしい会談である。

菅総理の発言は日本を代表する素晴らしい提案であると思います。
(えびなたろう)


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