きまぐれ発言

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偽装表示問題!

2013-10-29 07:42:24 | Weblog
偽装表示問題!      (2013-10.29.)

食品の表示は、日本農林規格(JAS)法で厳しく決めたれ、スーパーや小売されている食品は其れが守られ、ほぼ間違いはないが、今回は大手ホテルの食材が偽装に満ちた物で有った事が大きな問題となって居る。

消費者も相手がホテルであるからと信用していたから、ばれるまでは問題にされなかったのである。今回、阪神・阪急ホテルが、メニュウーの表示と異なる食材を使い、ばれたのである。そして、それも安価な「バイナメエビ」を「芝エビ」と表示、安価な「ブラックタイガーエビ」を「クルマエビ」と表記して、提供して、それがバレタノである。

関連ホテルを経営している、「ザ・リッツ・カールトン」大阪の総支配人オリオルモンタル総支配人は「我々のミスだ」と述べ、飽く迄「偽装ではない」と、否定している。

またアジア部門の広報責任者エインズリー・チャン氏は「申し訳なく思う」と言いながらも、この様な問題は、「日本特有の物ではないか」とまるで、「中國や韓国」と偽装の問題を同じように考えている。全く馬鹿馬鹿しい、話ではないでしょうか。

記者会見での質問に、「食材を“バイナメエビ”や“ブラック・タイガーエビ”に変えて、コストがどのくらい変わるのか」の質問には、真面に答えず、「重要なのは問題を改善する事だ」とはぐらかした答えに終始し、噛み合わないやり取りに記者も苛立ちを募らせていた様である。

同じホテルでも、東京の帝国ホテルでは、08年に社内に「食の安全と信頼委員会」を設置し。メニュー作成・食材発注・検品の各段階で、異なる担当者がメニューと食材の一致などを確認し、定期的に現場監査もしていると言う。

これが本当の消費者が信頼しているホテルの経営で、「ザ・リッカー・カールトン社」の責任者は、日本のホテルも「中国」や「韓国」のホテル並みに考えているのではないでしょうか。

最も日本でも偽装の多い経営は、よく関西流と評価される。小生も関西に暮らした事が有るが、上げ底包装とか、中味と上辺を変えた展示の仕方を変えた関西商法は今は「韓国流」とか「中国流」とか言われる商法で、最も客から信頼を失う商法である事を自覚すべくだ。

最近は産地を偽装したお米までも売られる事件が起きている。真に嘆かわしいことで、結局は信用を落とす、客離れの商法であることを自覚するべきではないでしょうか。
(えびなたろう)


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