きまぐれ発言

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松本前参与が証言

2013-11-24 07:52:31 | Weblog
松本前参与が証言       (2013-11.24.)

中国人船長釈放の真相が菅直人政権で官房副参与を務めた松本健一氏が産経新聞のインタビューに答え真相が明らかにされたと言う事です。
事件は、2010年9月に起きた尖閣諸島沖の違法操業を続けていた中国漁船を制止し様としていた日本の監視船に制止を無視して体当たりして来た漁船衝突事件である。

松本氏は参与就任前であったが、仙谷氏から事件への対応について相談をうけ、菅氏と仙谷氏のやり取りを知る立場にあったと言う事です。松本氏によると、中國漁船船長が公務執行妨害の容疑で逮捕された後、検察側が証拠となる漁船衝突時のビデオテープを首相官邸に届けた。それを見た官邸側が「テープ自体が証拠にならないとの致命的なミスがあり、公判にたえられず、有罪にもならないと判断した」と言う。

政府内では「断固として裁くべきだ」との主張もあり、船長の拘留期間が9月19日に10日間延長された調整が続いた。松本氏は「菅首相が(ニューヨークでの)国連総会の最中に仙谷氏に電話をかけて、釈放するか、しないかでやりあっていた、そうした上で、最終的に
は菅首相が(釈放を)判断した」と説明している。

那覇地検は9月24日、船長を仮処分保留のまま釈放する事を決定。中国人船長は翌25日に帰国した。地検は釈放について24日の記者会見で「わが国、国民への影響や今後の日中関係を考慮すると、これ以上の身柄を拘束して捜査を続ける事は相当ではない」と述べた。

決定に対して、仙谷氏は記者会見で「地検独自の判断だ。それを諒とする」と述べ、政治判断では無いと強調した。菅氏も25日のニューヨーク市内での会見で「検察当局が事件の性格などを総合的に考慮し、国内法に基づいて粛々と判断した結果だ」と語っている。
当時の検察幹部からは、釈放について、「検察の判断だった」と主張している。

この事件での真相は、当時中国からは、「日本の巡視船が中国の民間漁船を追廻し、衝突した」と報じ、我々も日本側の行動としては、少し行き過ぎではないか」と思っていたが、世界の認識では、衝突に付いて、民間漁船が行う事とは、誰も思っても居なかったのである。

この世間の流れを感知した、日本の海上自衛官の中に、“一色正春”と言う一人の保安官がいた。彼は、自衛官として、自分たちの行動が真実と違った行動で報じられ、流布される事に耐えられない正義感に駆られたのか。「職を捨てても真実を公開したい」との思いから。悩みに悩んだ末、ビデオ公開に踏み切ったのである。彼は結局、退任を止む無くさせられ、職を追われたが、彼は最後まで「黙って居たら後悔していたと思います。」と晴れ晴れとした思いで職を辞しています。  はたして、日本と言う国はこれで良いのでしょうか。
(えびなたろう)


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