きまぐれ発言

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ヒステリックな野党の国会討論

2010-02-02 11:01:08 | Weblog
ヒステリックな野党の国会討論       (010.02.02)

政権与党に対する野党の国会討論は、政策を論争すると言うより、民主と言う政権への攻撃に終始し、谷垣自民党党首の民主党攻撃の演説は、小沢・鳩山個人に対する「政治とカネ」に絡むヒステリックな攻撃に終始し、聞いている国民には、同じ質問を何回も行い、その答えも同じ答弁が何回も返ってくると言う、無意味な時間の消費を繰り返しているだけである。

小沢氏の対する問題にしても、検察の捜査結果を見て判断する事は、国民も世論調査で明確な表明をしている。その結果も出ていないのに、若し貴方が逮捕されたら、とか、若しそのカネが不正だったら、とか、仮定の条件を持ち出して、辞めるべきだとか、バッジを外すべきだとか、の議論を繰り返している。

検察の判断は4日に出るのだから、それまでは、仮定の条件を持ち出して、ヒステリックな討論は、真に見苦しい論争であるからやめるべきである。

それよりも、「政治とカネ」問題の根源は、企業からの献金を曖昧な形で許しているからで、その事に付いては民主党も認めているから、「完全な企業献金の廃止」を行なおうとする法案を討議するべきではないでしょうか。

しかし、この問題については、公明党は賛成しているが、自民党は100%の「企業献金廃止」には反対しているとの事である。そして、再び曖昧な形で、企業献金を残そうとする自民党の態度は、自党の場合は許すが、他党の場合は許さないと言う矛盾であって、それを矛盾と思わない所は、昔の万年与党政権にあった時代の感覚が、残っている証拠であると思われる。

政権交代によって、今までの不効率な行政の遣りかたを改革しようとする改革論争こそ国民が最も期待する所で、今の鳩山政権は、安部・福田・麻生政権とちがい国民の信任を得た内閣であります。現状悪戦苦闘しているが、それだけ改革すると言うことは、難しいことで、それでも一つずつ改革の方向に向っている、この事は、今までの自公政権では出来なかったことでは有りませんか。

今の自民党には、全く反省の色が無く、1000兆円近い財政赤字の国にしたのは自分たちが税金の無駄使いと、対米一辺倒の思いやり財政のバラマキと、貧富格差の拡大がもたらした物で、この先更に人口の減少、高齢者の拡大が進む中で、改善しようとする政党の足を引っ張っているようでは、自民党と言う政党は、国民から益々離れた政党となって行くのではないでしょうか。

確かに今民主党も、もたついているから、支持率も低迷しているが、決してそのぶん自民党が上昇しているのではありません。それより改善に前向きの「みんなの党」が国民の関心を引いています。

政策論争の中で、民主党の対立軸は今後おそらく、「みんなの党」になって行くのではないでしょうか。
(えびなたろう)


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2010-02-02 20:27:06
いやいや民主党も野党時代は事件化してない疑惑段階で議員辞職だの任命責任だの解散総選挙だの攻撃してたんだから仕方ないよね。
そもそも野党が追及するのは当然だ。
この事態にならないように上手く運営するのは与党である民主党でしょ。
民主党員さんは必死に擁護してるけど無理がありますね。
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