
~おとぎ話?ううん、現実(リアル)~
2024年 アメリカ映画 R18指定 (2025.02.28公開)
第77回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞
第97回アカデミー賞作品、監督、主演女優、脚本、編集5部門受賞
配給:ビターズ・エンド/ユニバーサル映画 上映時間:139分
監督:ショーン・ベイカー
脚本:ショーン・ベイカー
美術:スティーブン・フェルプス
衣装:ジョスリン・ピアース
音楽監修:マシュー・ヒアロン=スミス
出演:マイキー・マディソン/マーク・エイデルシュテイン/ユーリー・ボリソフ
カレン・カラグリアン/バチェ・トブマシアン
<見どころ>
自ら幸せをつかもうとするロシア系アメリカ人のストリップダンサーを描くコメディー。
ニューヨークを舞台に、ロシア人の御曹司と知り合い結婚したストリップダンサーが、
自らの結婚を無効にしようとする存在に立ち向かう。監督などを手掛けるのは
『レッド・ロケット』などのショーン・ベイカー。マイキー・マディソン、
マーク・エイデルシュテイン、ユーリー・ボリソフらが出演している。
第77回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した。
<ストーリー>
ニューヨークでストリップダンサーとして働くアノーラ(マイキー・マディソン)は、
勤め先のクラブでロシア人の御曹司イヴァン(マーク・エイデルシュテイン)と出会う。
彼がロシアに帰国するまでの7日間、アノーラは多額の報酬でイヴァンの契約彼女になる。
パーティーやショッピングなどを楽しんだ二人はラスベガスの教会で電撃結婚するが、
イヴァンの両親は彼らの結婚を認めようとしなかった。
<感想>
観ようかどうか考えていたところに、アカデミー賞最多受賞をしたということで鑑賞。
役柄がストリップダンサーだからしょうがないが、冒頭からストリップシーンが
バンバン出てきます。でも、思ったよりライトな描き方だったので見やすかったかな。
性的描写が多いが、監督・俳優の意向でインティましー・コーディネーターを
つけずに撮影が行われたそう。まさに体当たりの演技でした。
前半はアップテンポな感じで中盤以降は、少しだれた印象。
コメディタッチで笑える部分もあり、意外と眠くならずに観ることができました。
個人的には、3人組チンピラの一人イゴール役のユーリー・ボリソフが良かった。
NYのブルックリンが舞台というのも、好印象。鉄道の高架下とかすごく絵になる
場面が多く、風景をみるのもポイント。
ラストは、我慢していたものが一気に堰を切ったような彼女の姿が痛々しい。
本心はそうだよねぇ・・・。映画のキャッチコピー、納得です。
かなり好みがわかれる作品ですが、思ってたより楽しめました。
ただ、これが今年度アカデミー賞の作品賞を獲ったのかと思うとうーん・・・。
点数:6点/10
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