NAO日和

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<10月の鑑賞予定映画>

「ふれる。」「シビル・ウォー アメリカ最後の日」「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」「八犬伝」

「百花」

2022年09月18日 | 邦画

~そして、愛が残る。~

2022年  日本映画  (2022.09.09公開)
配給:東宝   上映時間:104分
監督:川村元気
原作:川村元気 「百花」(文春文庫刊)
脚本:平瀬謙太朗/川村元気
音楽:綱守将平
美術:杉本亮
主題歌:KOE 「Hello、I am KOE」
出演:菅田将暉/原田美枝子/長澤まさみ/北村有起哉/岡山天音/河合優実
   長塚圭史/板谷由夏/神野美鈴/永瀬正敏

<見どころ>
プロデューサー、脚本家、小説家などの肩書を持つ川村元気が、自身の小説を
自らメガホンを取って映画化。認知症により記憶を失っていく母親と、母を支える
中で封印していた過去の記憶と向き合う息子の姿を描く。
息子を『花束みたいな恋をした』などの菅田将暉、母親を『愛を乞うひと』などの
原田美枝子、息子の妻を『MOTHER マザー』などの長澤まさみ、親子を隔てる母親の
秘密を知る男を『あん』などの永瀬正敏が演じるほか、北村有起哉、岡山天音、
長塚圭史らが出演する。

<ストーリー>
過去のある事件をきっかけに、すれ違うようになった葛西泉(菅田将暉)と
母・百合子(原田美枝子)。結婚した泉に子供が産まれようとするころ、百合子が
認知症と診断される。彼女の記憶が失われていく一方で、泉は親子の時間を取り戻す
かのように献身的に母を支えていた。ある日、泉は母の部屋で1冊のノートを見つける。
そこには彼が決して忘れることのできない事件の真相がつづられていた。

<感想>
菅田将暉君が主演ということで公開早々に鑑賞。


なかなか重たいテーマな映画でしたね。認知症はとにかく家族がしんどい。
母親が認知症になり記憶が無くなっていく過程はなかなかリアリティが
あって、母側・息子側両方の心情は共感できます。

ちょっと気になったのは、母親がピアノ教師という設定。
私も同じ職種なのですが、なんだか教室っていう感じにひとつも
みえてこなかったのがどうも解せなくて。そもそもアパートに
グランドピアノ、しかも窓開けて教えてる、っていう設定がの見込めず。
加えて、吹替の音から実際に弾いた音の切り替えが、あからさまに
わかってしまったので、この辺りもう少しなんとかならなかったのか?
もぅそれが気になって気になって・・・^^;


シングルマザーなのに、男を追って1年も息子をほったらかして
神戸に行ってしまったのか?そこまでしての理由が映画ではあまり多く
描かれていなかったのが少し残念。
後半、長澤まさみさんと2人で話すシーンで語る
「あの子は私を許してくれないでしょうね、でも後悔はしてないの」
これが、この映画のすべてなんだろうな・・・と思いました。

記憶を忘れていく母だが、忘れないでいる部分を知り、
実は自分が忘れていたということを、半分の花火でそれを気づいたラストは
母の愛を感じました。

でも、主演二人の演技で最後まで観ることが出来たって感じかなぁ・・。

点数:6点/10

コメント (6)
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