NAO日和

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<9月の鑑賞予定映画>

「スオミの話をしよう」「Cloud クラウド」

「アンナ・カレーニナ」

2013年04月16日 | 洋画

~ロシア文学の最高峰、トルストイ究極のラブストーリー~

2012年  イギリス映画   (2013.03.29公開)
第85回 アカデミー賞 衣装デザイン賞受賞作品
配給:GAGA   上映時間:130分
監督:ジョー・ライト
原作:レフ・トルストイ 『アンナ・カレーニナ』
脚本:トム・ストッパード
音楽:ダリオ・マリアネッリ
衣装デザイン:ジャクリーン・デュラン
出演:キーラ・ナイトレイ・・・・・・・・・・・・・・・・・・アンナ・カレーニナ
    ジュード・ロウ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カレーニン
    アーロン・テイラー=ジョンソン・・・・・・・ヴロンスキー
    ケリー・マクドナルド・・・・・・・・・・・・・・・・ドリー
    マシュー・マウファディン・・・・・・・・・・・・・オブロンスキー
    ドーナル・グリーソン・・・・・・・・・・・・・・・・・リョーヴィン
    アリシア・ヴィキャンデル・・・・・・・・・・・・・・キティ
    エミリー・ワトソン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・リディア・イワノヴナ伯爵夫人
    オリヴィア・ウィリアムズ・・・・・・・・・・・・・・ヴロンスキー伯爵夫人

<見どころ>
ロシアの文豪L・N・トルストイの代表作を実写化した大作ドラマ。
19世紀ロシアを舞台に、青年将校に惹かれたのを機に政府高官である夫との愛のない
結婚や社交界から離れようと決意した女性に振り掛かる試練を追う。
メガホンを取るのは、『つぐない』『ハンナ』などの鬼才ジョー・ライト。
『つぐない』でライト監督と組んだキーラ・ナイトレイが、許されぬ恋に身を焦がしながらも
自分らしく生きようとするヒロインのアンナ・カレーニナを熱演。
実力派スターが集結した豪華な共演陣、豪華絢爛な衣装や美術も見どころだ。

<ストーリー>
19世紀末のロシア。政府高官カレーニン(ジュード・ロウ)の妻にして、社交界の花として
人々から注目されるアンナ・カレーニナ(キーラ・ナイトレイ)。しかし、華やかな生活の裏で
夫との愛なき結婚に空虚なものを抱いていた。そんな中、彼女は離婚の危機に陥った
兄夫婦の関係を修復させようと、彼らのいるモスクワへ。駅に降り立ったアンナは、
そこで青年将校ヴロンスキー(アーロン・テイラー=ジョンソン)と出会う。
彼から強い思いをぶつけられて戸惑う彼女だが、自分にも彼を慕う気持ちで
胸がいっぱいだった。

<感想>
原作は、トルストイの代表作のひとつ。古典的名作なのでストーリーに斬新さは
ない分、演出で見せた・・・・という印象を受けました。

 
今年度アカデミー衣装デザイン賞を受賞しただけあって、絢爛豪華な衣装の数々に
ため息の連続。こういうコスチューム衣装、キーラは本当によく似合っています。
あぁ~こんな衣装着てみたい~。

 
カレーニンを演じたジュードは、かなり渋い演技。ジュードっぽくないけれど良かった。
ヴロンスキーを演じたアーロンは、好みの顔ではないが、目が色っぽかった。
あの流し目で見られたら確かにクラっとくるかも?
でも、身体はちっとも萌えなかった・・・・塗れ場シーンで萌えないものなんだかなぁ・・。

 
カレーニンとの結婚生活は愛がないわけではないが刺激がない。
そこへ熱烈アプローチをしてくれる年下のイケメンが現れれば心が揺れるのもわからなくはない。

 
映画のつくりは、舞台劇を観ている感じで、最初ちょっと面喰いました。
ただ、話が進むにつれ、アンナの生き方自身が舞台のようだというのを描いているのかな?
と解釈しました。ただ、競馬のシーンとかスケートのシーンまで舞台でやってしまうのは
ちょっとお口アングリでしたが。。。


対照的に、現実を見つめ慎ましく生きたキティとリョーヴィン。
彼らのシーンは舞台以外のシーンが多かったことで、アンナとの世界を演出で
はっきり位置づけさせていたのかな?と、観終わってから感じました。

アンナとヴロンスキー、キティとリョーヴィンの対照的な愛を軸に描かれていますが
オブロンスキーとドリーの愛も、これまた1つの形だったと思いました。恋と愛の違い、難しいな・・・。
いろんな愛の形が描かれているので、演出は個性的ですが、興味深い作品でした。

点数:7点 (10点満点)

コメント (2)
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