NAO日和

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<9月の鑑賞予定映画>

「スオミの話をしよう」「Cloud クラウド」

「ミッドナイト・イン・パリ」

2012年05月31日 | 洋画

~真夜中のパリに魔法がかかる~

本年度アカデミー賞脚本賞受賞作品
2011年   スペイン・アメリカ合作映画   (2012.05.26公開)
配給:ロングライド      上映時間:94分
監督:ウディ・アレン
脚本:ウディ・アレン
衣装:ソニア・グランデ
出演:オーウェン・ウィルソン/カーラ・ブルーニ/マリオン・コティヤール/マイケル・シーン
    キャシー・ベイツ/レイチェル・マくアダムス/エイドリアン・ブロディ/レア・セドゥー
     トム・ヒドルストン

<見どころ>
ウディ・アレン監督が、パリを舞台に撮り上げた幻想的なラブコメディー。
1920年代のパリを敬愛する主人公がタイムスリップし、自分が心酔してやまないアーティスト
たちと巡り合う奇跡の日々をつづる。
社交性に欠ける主人公を、『ダージリン急行』のオーウェン・ウィルソンが熱演。
彼の婚約者を、『きみに読む物語』のレイチェル・マクアダムスが好演する。
第84回アカデミー賞作品賞ノミネートのしゃれた物語に酔いしれる。

<ストーリー>
ギル(オーウェン・ウィルソン)は婚約者(レイチェル・マクアダムス)と共に、彼女の両親の出張に
便乗してパリを訪れる。彼はハリウッドで売れっ子脚本家として成功していたが、作家への夢も
捨て切れずにいた。ロマンチストのギルは、あこがれの作家ヘミングウェイや画家のピカソらが
暮らした1920年代の黄金期のパリに郷愁を抱いており……。

<感想>
私は、あまりウディ・アレン監督作品の映画は、いまいち好みでないのですが
この作品に関しては、ハマってしまいました。なんてオシャレな映画なんでしょ。

冒頭3分ぐらいずっとパリの街並みが流れますが、その3分の間に自分もその
中に入っていくかのような感じがしました。なかなかニクイ演出です。


最初、オーウェン・ウィルソンが主演なので、どうなの?っと思いましたが
この役に合ってましたね。レイチェルは、ちょっと嫌な女性を演じましたが良かったです。
「シャーロック・ホームズ」の時は、もう少し髪の色が黒かったように思いましたが
金髪のほうが、キュートな感じがします。

 
映画には、サルコジ元フランス大統領の奥様、カーラ・ブルーニも出ていましたね。
あと、「MI4」に出ていたレア・セドゥーも出てましたが、「MI4」とは全然違うキャラでしたね。
最初だれかわかりませんでしたわ。

 
主人公のギルが現実逃避して自分が憧れている1920年代にタイムスリップすると
いうお話でしたが、ヘミングウェイやピカソが出てきてとっても楽しい。
一番笑えたのは、エイドリアン・ブロディ扮するダリ! よいわぁ~。


「マイティ・ソー」や「戦火の馬」にも出演していたトム・ヒドルストンも登場。
私、何気にこの方好きです。 この方が出てただけでも、ポイントUP。


そしてなんと言っても、マリオン・コティヤールは今回もステキ&キュート。
女性の色気とかわいらしさを兼ね備えててほんとにステキ。


主人公ギルが最初現実逃避からのタイムスリップで始まるわけですが
何回も行き来しているうちに、彼は過去に憧れるのは、いつの時代にいても同じだ
ということに気づき、今自分がいる時代をちゃんと生きることが大事、というのを実感します。
そして、婚約者と小さなことは合ってても、肝心なことは合っていないということも。

昔を振りかえず、今を自分らしく楽しく生きよう!とさりげなく教えてくれる映画ですね。

実在した芸術家たちがたくさん出てくるので、美術を知っている人にはさらに
テンションが高くなる映画だったと思います。(私もその1人)
だいたい、ポスターからして、名作だよねっ! このポスターほんといい!
それにしても、なんか今年はタイムスリップものの話が多いですね。

まさに大人の映画でした。

ウディ・アレン作品の最高傑作かも? 

点数:10点 (10点満点)

コメント (4)
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