全く無関係の話題二つ。
Ⅰ 「マスク」は「パンツ」である。
人は何故パンツを穿くのか?
そこは、生殖と排出という非常に大事な機能を担っている。
根源的な目的は、そのデリケートな部分を保護するためである。
しかし、実際は別の目的。
人間には、大事な部分というのは、他人に見せるべきではない、という深層概念があるようである。
従って、そこを隠す。人に見られないようにと、隠すことが、必然化してしまっている。
無論、人間の体はどこも大事だけれど、パンツの中は、常に外部に向かって働いている部位である。
そのような部位は、パンツの中の他にもう一か所ある。そう、口である。
ものを食べ、呼吸をつかさどるところ。
やはり、非常に重要な場所である。
だから、悪い空気とか、黴菌やウイルスから身を守るために、マスクをする。それが本来の目的だ。
しかし、現実には、「本来の機能」を遂行することよりも、「マスクをすること」自体が、目的化してしまっているのではないだろうか?(思えば香港デモのマスクもそうだった)
ひいては、顔を他人に見られないため。
急速に進みつつある「個人情報の保護」「コンプライスアンス(同調強要、または責任逃れ)」の行きつくところが、「マスク着用必須社会」なのかも知れない。
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Ⅱ 阪神が大変なことになっています。
勝率もチーム打率も2割を切りそう(笑)。そこで提案です。
中谷2017年445打席20本。2019年131打席6本。同じ打席を与えれば20本打つ計算です。打率が低いのには目を瞑って、今の阪神に必要なのはここぞという時の一発を打てる、中谷、江越、陽川、高山といった20歳代後半の「率は低くても当たればデカい」「脚も肩もある」「よくも悪くもスケールの大きな」打者。
しかし、(キャッチャー出身で理論派エリートの)矢野監督は、彼らのことを「スケールが大きい」と捉えるのではなく「唯の木偶の坊」と見下しているふしがある。そして小回りの利く、そこそこ率も期待できそうな小兵バッター近本糸原木浪ら、あるいは最低限計算のつくアラフォー福留糸井らを揃えて「確実な」野球を目指そうとしている。
でも残念ながら彼らも似たり寄ったり、糸井を除いては2割も打てるかどうかの現実。だったら「試合に出さえすれば」20発打てる中谷らを我慢して使い続けても良いのではないでしょうか。外野は江越中谷高山、サード陽川、一年間任せれば(ボールがバットに当たるのが最低条件ですが、笑)皆20ホーマーぐらいは打つと想いますよ(同じ打率.200だったら近本木浪らより夢があるのではないでしょうか)。