フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

Just cooking in the rain

2011-05-10 | 趣味

今朝はどんより曇っていて風が吹いていた。外気温18度、室温19度、湿度30%、暖かい朝だ。9時頃から雨が降り出した。雨が降ると、庭仕事ができないので、家の中でいるしかない。ブログを書いたり、整理したりして午前中を終える。

昼ご飯は、何にしようかと考えていたら、『ウド』があった。ウドを使ってラーメンを作ったらどんな味になるか、急に、やってみたくなった。

ウドは、ほとんど天ぷらでしか食べていないので、少し違う食べ方も面白いではないか。ウドは太いところは半分に切って、葉っぱはそのまま炒める。ラーメンの具材は他に、豚肉、白菜、モヤシなどをいれたので鉢は一杯になってしまった。苦み走った太いウドを頬張る。これはご婦人方にはあまりお勧めできない。まさに男の味だ。それは少し言いすぎかもしれないが、春の訪れを凝縮したウドの味は、冬の厳しさを乗り越えて来た者へのご褒美の様な気がした。

雨脚が強くなってきたので、昨日播いた種床が心配になって見に行くと、特に問題はなかった。

昼からは、フルート練習に没頭する。すると、携帯が鳴って、カントリーホームさんが薪ストーブの煙突掃除用具の件でやってきた。東京から来ている娘さんとご一緒だった。話を聞くと、私の家の薪ストーブの煙突は屈折しているため、煙突を外さなければ掃除ができないとのこと。屈折した煙突は、燃焼効率も悪いので余りいいことはないそうだ。

更に詳しく話を聞くと、煙突掃除用具代と掃除代がほぼ同額であることが分かった。それならば、カントリーホームさんにやってもらった方が、いいのかもしれない、という話になり、再度検討するということで別れた。

夕食は、ニジマスのムニエルを作ってみよう。最初にニジマスに塩を振りしばらくおいておく。

それを洗って、ニジマスのぬめり取り除く。ペーパーで水分をしっかり拭い取り、小麦粉を振りかける。

フライパンにバターを溶かして、左側を頭に、下側に背びれとなるようにニジマスを焼く。焼きあがったときに表面を美しくするためだ。

弱火でじっくりと焼く。裏返して反対面もゆっくり焼く。最後に、白ワインとポッカレモン100を振りかけ、蓋をして強火でカリッとなるよう焼きあげる。

付け合わせにポテトサラダを添える。白ワインを飲みながら食べると、ニジマスのやさしい旨味が口の中に広がってきた。レストランに出向いていく必要はほとんどない。