フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

初めての渓流釣り

2011-05-19 | 趣味

今日もいい天気になった。山々は春霞がかかり、うっすらしか見えない。
外気温4度、室温16度、湿度34%。

ゆっくり朝食を食べていると、

ヒヨドリも朝ご飯を食べにやってきた。

朝食後フルートを吹いていると、Fさんがやってきた。イエブキが採れたので持ってきてくれたのだ。イエブキは、私の森に生えている蕗と比べて、格段に葉が大きく茎が太い。これを煮ると美味しいそうだ。Fさんは、近くにお住まいのかたで、フルートをされていて私と同じ鈴木先生宅で奥さんにフルートを習っている。フルートの話や、山菜のレシピに詳しく、美味しい山椒の新芽の佃煮の作り方の話などをした。

Fさんがかえってから、森に出る。妻は付近に萌え出てきたヨモギを摘み始めた。直ぐに籠に一杯になる。いたるところにチゴユリが咲いていて美しい。

ヨモギは直ぐに湯がいて水に晒しておく。

今日午後は、八ヶ岳へ移ってきて初めての、渓流釣りをすることになった。メンバーはいつものSさん、KIさん、KTさんの4人。KIさんとKTさんはフライ、Sさんは鯉釣り竿、私はテンカラだ。まずは、近くのコンビニで入漁券を購入する。年券は4000円。これがあると、清里付近の須玉川だけではなく八ヶ岳東南麓、さらに釜無川から武川まで全ての川で渓流釣りができるのでありがたい。

今日はどの毛バリがいいかな。退職時に釣り仲間から頂いた毛バリセットから、好きな毛バリを選び、ハリスに通す。小さいアイにハリスを通すのに苦労する。テーパーラインをリリアンに繋いでセッティングが出来上がった。

我が家から車で5分弱のKガーデンさん宅は、大門川の直ぐ近くだ。家の庭が渓流釣り場と繋がっているのだ。今日は、大門川の雰囲気を知るということで、数か所でキャスティングをしてみる。

川の水はすっかり暖かくなっている。渓流の縁から見上げた新緑の山々、真っ青な空、心地よい渓流の沢音。大自然に溶け込んでいく感じだ。

渓流に沿って2時間ほど釣り上がったが、結局、今日は誰も釣果はゼロだった。大門川はまだまだ長いので次回は上流部、下流部を探ってみようといいながら納竿した。

その後、妻とSさんの奥さんも合流して、内装途中のKさん宅で打ち上げのカレーライスを食べる。帰り路に摘んできたセリのお浸しもおいしい。Kさんは東京に車で帰るのでKさんを除いて、Sさんと二人で、軽~く乾杯した。清里の全盛期の話、魚好きのSさんの話、ホタルの隠れた穴場、などなど笑い声が絶えない楽しい夕食会となった。