フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

清里のペンションは、今

2011-05-08 | 人々との交流

今朝は晴れているが、風が強い。山々はうっすら見えている。
外気温7度、室温18度、湿度31%。

強風のため昨日張った畑のマルチが風で剥がれてしまって、ヒラヒラしているのが見える。食後、マルチの張り直しに畑に出る。
スコップで土を掘り起こしてきて、マルチの両側に撒いて端を抑えるのだが、風が強いので、苦労した。

その間に、妻は、昨日戴いたもち米を使っておはぎを作る。小豆は昨夜炊いておいたものだ。

おはぎが出来上がると、Fさん宅や地元のAさん宅へ少しばかりだが、お持ちする。するとFさんからはブルベリーのジャム、Aさんからは野菜や漬物などをいただいた。農村では、物々交換が活発だ。

午後からは、地元清里のペンションを訪ねた。
ペンション「銀の森」さんは、私たちがこちらに来る前から定宿にしていたところだ。ペンションの周りにある赤松の大木を数本切り倒したので、あたりは
見違えるほど明るくなっていた。庭には新たに枕木のデッキが敷かれていて、忘れな草が咲き誇っていた。日当たりが良くなったので庭の植物たちが俄然元気になっている
震災で3、4月はお客さんが激減したペンション業界も5月の連休になり、ようやくお客さんが戻ってきてくれた、そうだ。このペンションは、大きなお風呂が自慢で、オーナーの爽やかな人柄もよく、常連客が多い。オーナー夫人は、人形作りやフラワーアレンジメントが巧みな方で、妻が色々教えていただいている。5月の中旬にヤマナシが咲くというので、とっておきの場所にご一緒にハイキングに行きましょうか、ということになった。

続いて、貸しコテッジ「野分け」さん。ここの庭はその美しさで、知る人ぞ知るというところだ。今日は生憎、庭作りをしているご夫人は外出しておられたが、明るい話好きなオーナーとお話することができた。庭には、新たに、ハーブガーデンを造成中だ。まだ春浅いので、バラやクレマチスは葉を出し始めたところだ。夏には素晴らし池も今は、寂しい。6月の下旬、バラなどの花々が咲き誇ると、オープンガーデンが行なわれ、沢山の人が見学に来られる。一方で大震災支援ボランティアの取り組みは清里でも行われており、ボランティアで被災者を受け入れる準備をしているとのことだった。

今日の夕食は、私が、定番の麻婆ナスと

あんかけソバ、

妻が、いただいたおからを使って、魚肉ソーセージ入り「おからさつま揚げ」を作った。初めて作ってみたが、ヘルシーで揚げ物にしてはあっさりしていて、なかなかいける一品になった。