フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

緑の風

2011-05-15 | 人々との交流

今日も素晴らしい晴天だ。外気温1度、室温15度、湿度25%。

久しぶりに朝日に染まる南アルプスをの美しさを堪能した。

朝食を取っていると、昨夜一緒に飲んだSさんがやってきた。昨夜の話の中で、庭づくりをやっていて砂が出てきが、いらないかと聞かれていて、ほしいというと、早速持ってきてくれたのだ。セメント5袋分だ。それをわざわざ、庭の窪地まで運んでくれた。まだ土は出てくるそうなので、今度は私の方から貰いに行くことにする。

今日も午前中、先ずはフルート練習をしておこう。1時間ほどやった後庭に出る。庭には実にさわやかな緑の風が吹いている。日差しが強くなってきて目にまぶしい。先日播いた種から、水菜と山東菜が可愛い芽を出してきた。ゆっくり庭を散策しているうちに昼になった。

昼食は何にしようかと冷蔵庫の中を眺める。あるのは焼きそば。昨夜少し飲み過ぎたので、焼きそばは作る気がしない。やはり汁ものが欲しい。どうしようかとネットを見ると、タンタンメンのレシピが出てきた。豚のひき肉とショウガ、ネギがあれば作れるのがありがたいのでやってみる。

明るいデッキで食べるタンタンメンもなかなかの味わいだった。

午後からは、形の悪い3本の栗の木を伐採する。一本倒したところで、燃料が無くなってしまったので、混合油を作る。伐採作業の途中で作るのはいかにも段取りが悪いが、いたしかたがない。チェーンソーに燃料を補給して無事木を切り終えることができた。後片付けは今後の宿題だ。今日の庭作業はこれくらいにしておこう。

今日の夕食は、初めての試みで生春巻きを作ってみよう。

買い物に行っていないので、食材が限定される。ネットでレシピ検索をすると、まあ、色々のレシピがあるものだ。ありすぎて返って迷ってしまう。エビ、春雨とニラがあるので、これが入っているものでやろう。庭の「ポタジェ」から三つ葉を摘んでくる。そのほかにレタス、カイワレ、焼き豚をいれる。エビ以外はすべて生のままで細切りにする。材料はこれですべてだ。

そのとき、大泉のりゅうちゃんからテレが入った。こちらに来ているので、夕食を食べにこないかとのお誘いだ。一人で食事するより楽しいので喜んで伺わせていただきますと返事する。それではと、折角だから生春巻きを作って持っていこう。ライスペーパーが曲者だ。湯に浸して待つこと2分で、柔らかくなる。ところが、これがやたらとくっつくので具材を入れて巻くのが結構難しい。具材の量も分からないので、巻いてみると、太い細いとバラバラになってしまった。それでも何とか4本巻き上げて、りゅうちゃん宅へ。

りゅうちゃん宅では、お料理を用意して待っていてくれた。カラフルで見た目に美しく、しかも美味しい。赤カラーピーマンと牛肉炒め、アボガドとトマトのサラダ、焼き豚のサニーレタス包み、

ザーサイライス、シュウマイとグリーンピースのスープ

シャケ

今回は97歳になるお母さんもご一緒だ。このお母さんがすごい人で、私が持っていたカメラをちょっと貸して下さいと言って手に取り、色々触っている。最近のカメラは良くなりましたね。私は「6×6」を使ってたのよ、とおっしゃる。えっと言って詳しく聞くと、若い時はプロのカメラウーマンをされていたそうだ。まさしく「モボ・モガ」の時代を地で生きてきた人なのだ。しかも、今なお顔の肌がピカピカで、しわがほとんど無いのに驚く。どこからどう見ても97歳には見えない。知的で上品な方だった。

りゅうちゃんご夫婦には、庭づくりの話を聞かせていただく。こうした時代、自立した生活を目指して、鳥の放し飼い、太陽光発電、バラの植栽、畑の植え付けなど、イメージが沢山出てくる。微妙なところでご夫婦の意見が異なるところが、面白かった。話は尽きないが、9時過ぎに夕食会は終わり、お暇させていただいた。