フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

ガーデンパーティ2011

2011-05-04 | 人々との交流

朝5時30分、既に農耕機のエンジン音が聞こえている。外気温2度、室温14度、湿度32%。

デッキに出ると清々しい春風が森の中を吹き抜けてきた。木の間越しに南アルプスの白い峰々が輝いている。今日の「ガーデンパーティ2011」は、嬉しいことに、素晴らしい晴天に恵まれた。

朝食後、会場のセッティングの準備を始めよう。スピーカーを屋外にセッティングして、ボリュームを調整する。少々の音を出しても迷惑にならないのがいい。デッキにテーブルやチェア、食器類を持ちだす。大事なのは、ダッチオーブン用に、あらかじめ炉で火を熾しておくことだ。

11時過ぎころから、近くのKガーデンさん、Sさんがやってきてくれた。テーブル・チェアのセッティング。
バーベキューの炭熾しはKガーデンのYさんが、手慣れたやり方でやってくれた。

12時になると皆さん、続々と集まってきてくれた。丁度焼き鳥が焼き上がって、あたりに旨そうな臭いをただよわせている。

テーブルに腕によりをかけた料理が所狭しと並んだ。

 


日差しが強く、喉の渇きが限界に達したころを見計らって「乾杯!」の発声。この一口目のビールも旨さは何ものにも代えがたい。炉では2台のダッチオーブンが豪快に出来上がった。

ひとしきり、飲み食いした後、各自自己紹介を行う。八ヶ岳へ移住した人、これから移住しようとしている人、別荘として通っている人、これから別荘を建てようと、している人などなど多士済々である。

 女性たちの料理に加えて、青葉さんご主人の春菊の和え物(写真撮れず)、TMTMさんご主人の炊き込みご飯のおにぎりは「男厨」の逸品である。
それ以外にも、YUKIさんの沼津の干物と天ぷらは美味しかった(写真撮れず)

 


今年の参加者は14世帯25人+ワンちゃん4匹に上ったので、もっと語りたい方もあったが、時間の関係ではしょらせていただいた。

参会者のブログ・ホームページをご紹介させていただきます。一緒に来てくれたワンちゃんは4匹。

yamaさんのブログ  「デジタル水彩画」
鈴木先生のブログ  「ちゃみたくハウス」
Kさんのブログ      「花からのメッセージ」
Mさんのホームページ 「カントリーホーム」

 

黒ラブのラサは、暑くて仕方がないっと言った表情、

 

精悍な甲斐犬幸太郎とフォックス・テリア、それにキャバリアのジュチ(車の中だったので写真が撮れなかった)

その後、今年の特別イヴェントとして、私がフルートを習っている先生ご夫婦のホームコンサートをおこなう。少し狭いが皆さん部屋の中に入っていただいた。皆さんになじみのある曲を、ということで、「花」「野バラ」「荒城の月」、参加者のリクエストに応えて「アメージング・グレース」「主よ人の望みの喜びよ」、私も、演奏をどうぞと誘われて、三重奏をやらせていただいたが、かなり酔いが回ってしまていて、散々な演奏になってしまった。


最後に、先生がアレンジした「走れコータロー」の演奏は楽しくも、素晴らしいテクニックを披露してくれた。アンコールの「見上げてごらん夜の星を」は、
しっとりとした感動が滲みわたる演奏で、皆さんから大きな拍手が沸き起こった。演奏後は、りゅうちゃんの奥さんに作っていただいたデザートを食べる。

部屋の中央に座ったハンサムな杜夢君は、物おじしない性格で、両親のフルートの演奏を見守っていた。

当初3時頃には、散会する予定だったが、あっという間に時間が経ってしまって、中締めをしたのは4時30分過ぎだった。その後、皆さんに後片付けをしていただいたのは有難たかった。参会者の皆さんから楽しかったと言っていただいたのは、嬉しい限りだ。

「ガーデンパーティ2011」にご参加の皆様

五月の大切な連休に、美味しい料理や飲み物をご用意し、山深い拙宅にお越しいただき、楽しいひと時をご一緒させていただきましたこと大変有難うございました。来年もよろしくお願いします。

散会後、終了間際に駆けつけてくれたMさんとKガーデンのメンバーに残っていただいて、2次会となる。庭づくり、イングリッシュ・ガーデンと日本の園芸運動、山野草の育て方、下町の崩壊が進む東京の現状、東京・大阪の下町人情など、話題に花が咲いて、それが終わったのが大方10時ごろだった。

さすがにこれだけ飲むと完全にくたびれ、バタンキューと寝入ってしまった。