今朝は、雨模様の天気だ。外気温6度、室温18度、湿度31%。
朝食は、庭に生えてえたウコギを使ったウコギご飯を食べる。あろうことか、炊き上げたはずのご飯が「保温」になっていたため、もう一度蒸し直すというエピソード付きだ。
ウコギの新芽は柔らかく、やや苦みがあって美味しい。
午前中は、畑作業を行う。マルチを張って、ジャガイモ、夏野菜の苗などを植えた。
(ガーデニングの愉しみin八ヶ岳参照)
雨が降るとのことだったが、結局降らず、午前中で畑作業は終了する。
午後は、隣村のFさん宅の庭を探訪する。行ってみると、高さ3メートルほどにもなる杉の垣根が奇麗に長方形に刈りこまれている。庭には見事なしだれ桜が咲いていて、ミツバツツジが満開だった。
樹木の下には、驚くべきことに、一輪草がびっしりと咲いていた。土地柄があって、自然に増えてきたとか。
それ以外にも、樹齢何十年のドウダンツツジ、ヤマボウシなどが育っている。親子2代にわたって丹精をこめて育てられてきた庭だけに、「素晴らしいですね」の連発だった。
家に入らせていただき、よもやま話をする。実は、Fさんの奥さんは私のフルートの先生の奥さんにフルートを習っておられているので、ひとしきりフルートの話になった。いつかデュエットしましょうかと、言うことになった。八ヶ岳や近郊の山にもよく登られていて、中学生の登山の指導などもされている。ご主人は若い時に八方尾根界隈のスキー場におられたとのことだ。それ以外にも、村の伝統行事、美味しい水、渓流釣りの話など楽しい会話に時間の経つのも忘れてしまった。
帰りには、庭のあちらこちらから芽を出している、スズラン、除虫菊、ミント、一輪草の苗や村の人々が進めている「豆腐作り活動」の豆腐とおから、もち米3kgなどを「持っていく?」、といって実に気前よくくれたので、恐縮する次第だ。今度は、ヤマボウシの巨木が咲いたときに見に来させていただきます、と言ってお別れした。
家に帰り、庭の山菜を摘む。まだまだ出ているフキノトウ、ツクシ、ヨモギ、ウド、それに今日初めの、ワラビなどを収穫した。
夕食は戴いた豆腐の冷ややっこと山菜天ぷらを食べる。村の手作り豆腐は木綿豆腐で、美味しい水と地元産の大豆を使っている。素朴だが豆腐のうま味がしみだしてきた。採りたてのツクシは舌触りがいい、ウドのコリコリ感も申し分なかった。