へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

オカヤドカリのぼやき

2007年08月04日 05時59分18秒 | Weblog
オカヤドカリのブログを見ていると、飼育する人の「自己満足」的な愛情の押し売りが目立つ。
特に、脱皮事故や争いに対する過剰なまでの対応が気になる。
鋏や足、触覚等の一部を失った個体の話がよく出てくる。
我が家の現存する8匹は、全て五体満足である。
1年余り前に買った時は、足の欠けた個体もいたがその後の脱皮で再生している。
昨年の10月から9ヵ月半、それ程広くない容器での過密飼育。
どの個体も2回は脱皮しているはずである。
平均すると、毎月2匹くらいは脱皮している事になる。
特別な事は何もせず、全て自然に任せてきた。
余計な事を何もしなかった事が良かったのではないかと思う。
一部の飼育者が、事故を恐れて別容器に隔離しているようだが、かえって危険ではないかと思う。
砂を交換するのも同様である。
オカヤドカリに限らず、人間以外の生物は「匂い」で相手を識別する事が多い。
砂を交換すれば、匂いは全て失われてしまう。
隔離をすれば、その個体の匂いだけ失われてしまう。
匂いが無くなったところえ戻せば、その個体は「新参者」と同じ事になる。
「新参者」とは、別な表現をするならば「侵入者」あるいは「侵略者」と言う事になる。
人間社会でも新しい人が入ってくれば、いろいろとトラブルが発生しやすいものである。
同じメンバーであっても、環境が変われば同じである。
新らしい相手や環境に馴染むまでは、「トラブルが発生しやすい」事を考えれば、出来る限り余計な事をしないほうが良いのではないだろうか?。
オカヤドカリにとっては「余計なお世話」である。
湿度に関しても同じことが言えると思う。
我が家の新しい飼育容器は、「開放型」と同じ位「空気の流通」が良い。
その為、時には50%以下になる事もあるなだが、特別に何もしないが、オカヤドカリたちは元気である。
その分水を飲む回数が多いように感じる。
水は、真水と、1%と3%位の塩水を入れてある。
湿度が高い時は濃度の高い塩水を、湿度が低い時は真水や濃度の低い塩水をよく飲んでいるように感じる。
餌も最低4種類は入れていて、オカヤドカリたちに「選択の余地」を持たせている。
ここで主な餌のメニューを紹介しよう。
メインは、ヤマザキの製品である。
薄皮アンパン(粒、コシ、白アン)、スイスロール、北海道チーズ蒸しケーキ。
あげさき(のしイカに衣を付けて揚げたもの)、天ぷらの衣、多肉植物(10種類位)、アップルマンゴー、柿など。
変ったところでは、ホテイアオイの葉(膨らんでいる部分)、ザミオクルカス等。
飼い主に似てへそ曲がりなのか、ニンジン、りんご、ガジュマル、塩鮭、クリルなどはマッタクと言ってよいほど関心を示さない。
いろいろと試して、それぞれの好みの餌を見つけてみては?。
「雑食性で何でも食べる」と言われているが、どの個体にもOKと言う餌は殆ど無いように思う。
コメント
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